函館空襲から80年で慰霊祭、被害概要と駆逐艦・橘【話題】2025/7
函館空襲から80年となる2025年7月14日、舟見町の称名寺にて追悼慰霊法要が行われました。
この報道に関連して、函館空襲による被害概要等をざっくりまとめておきます。
7月14日から15日にかけての空襲で、青函連絡船全12隻のうち10隻が座礁や沈没のほか、物資輸送に関連した小型機帆船149隻、貨物鋼船17隻が沈没又は損傷。負傷者72名、死者・行方不明者425名。函館市内も空襲からの火災で住宅約400戸が被災、少なくとも79名の死亡。
また函館空襲当時、海上で防衛に奮戦するも沈没、140名の犠牲者があった駆逐艦「橘」の慰霊祭も函館護國神社にて行われたとのことで、五島軒・若山社長がXでポストしています。
本件、函館護國神社様のご依頼にて、駆逐艦「橘」戦没八十周年慰霊祭の記念品としてカレー缶詰を奉納させて頂きました。青函連絡船による北海道と本州の海上交通を守るため、米艦載機を相手に勇戦奮闘した「橘」乗員の方々の想いを後世に伝えられるよう、ご遺族様に寄り添いながら取り組んで参ります。 https://t.co/xRsTU4oPOp pic.twitter.com/2vkxPJDclt
— 五島軒の五代目 (@gotokenno5daime) July 15, 2025
函館空襲当時の駆逐艦「橘」他の戦闘状況や被害の様子はご家族に函館空襲経験者がおられたウェブサイト「遊ぶべ!道南探検隊」のねりこ@遊ぶべ!道南探検隊さんの2014年のブログ記事が詳しかったです。