北海道新幹線・道南JR並行在来線存続の報道・ブクマまとめ(随時更新)
北海道新幹線札幌延伸とともに存続について検討されている小樽・長万部・函館のJR並行在来線の存続問題。報道によると2022年度中には方針を決めたいとのこと。
今後このまとめでは関連する報道や資料のブックマークを息長く追加更新していく予定です。
2024/9/10更新
マークは最新更新部分
何が問題か
- 新幹線札幌延伸で長万部~函館間の並行在来線をどうするか
札幌から長万部までの並行在来線は廃止がほぼ確定。長万部・函館間のJR貨物は4社協議で維持が合意されたため、今後は貨物専用線+旅客をバス等転換か、旅客を継続するかが焦点 - 維持するために想定されるコスト負担をどうするか
貨物について各業界から維持を求める意見が出されたが誰もコスト負担について踏み込んだ意見を出さなかった。今後維持のための赤字を誰がどう負担していくか有識者会議の議論に焦点 - 北海道新幹線函館駅乗り入れ計画との関連性
函館市の大泉市長が掲げる新幹線函館駅乗り入れがもし実現に進んだ時、現はこだてライナーや他の道南の旅客路線はどうするのか。道新の聞き取りで新幹線乗り入れに賛同を示した長万部町・八雲町の両町長は並行在来線の旅客についてどう考えているのか
関連報道ブックマーク
函館-新函館北斗を含む長万部からの道南で道が全線バス転換をざっくり提案
小樽-長万部間代替バスの運行計画案たたき台提示:8/29
- 北海道新幹線・小樽―長万部の代替バス、たたき台を提示 – 日本経済新聞[8/29]
- 北海道新幹線“札幌延伸”後に廃止―通称「山線」JR函館線小樽~長万部間バス転換後の運行計画案 1日最大125本…JRの最大33本大きく上回り評価の一方で運転手不足で不安の声も/北海道ニュースUHB[8/29]
新幹線札幌延伸開業延期の影響、JR貨物社長の発言:5/17
限定記事にて詳細わかりませんが、数年とされる延伸開業延期とともに並行在来線問題も対応期限が伸びる、そんな単純な話なんですかね?
道から新たな収支予測 道や沿線自治体の協議会で:12/27
人員削減などで赤字圧縮した収支予測が示されたとのこと。第三セクター存続の場合で分離後30年累計で816億から744億へ赤字圧縮、など。詳しくは各報道へ。NHK報道「この協議会では、存廃の方針を再来年度、2025年度中に決めたいとしています」
- 並行在来線のJR函館線「旅客線も残して」 自治体協議先行き不透明:朝日新聞デジタル[12/28]
- (限定)函館―長万部 存廃留保しバス転換議論へ 並行在来線の行方見えず 「貨物維持」影響も:北海道新聞デジタル[12/28]
- 函館・長万部 並行在来線 道が赤字圧縮の新たな収支予測示す|NHK 北海道のニュース[12/27]
- 鉄路維持で赤字744億円に圧縮 30年間の累積額 新幹線延伸で経営分離の函館〜長万部間 | STV札幌テレビ[12/27]
函館―長万部間の貨物鉄道維持に向けた具体的な議論へ
- 貨物列車ルートとして保護?「函館~長万部」の今後へ検討会議立ち上げ 「並行在来線」と「鉄道物流」どう両立させるか | 乗りものニュース[11/28]
- (限定)函館―長万部 貨物路線維持へ29日有識者会議:北海道新聞デジタル[11/23]
貨物維持へ帯広で道が意見交換会:10/16
道内自治体からの要望:8/31
4者協議が結論 貨物維持へ:8/19
4者協議結論について詳しく解説考察された記事
今後は有識者会議を立ち上げコスト負担のあり方や課題の整理へ。一部メディアは貨物専用と断定
- (限定)函館―長万部間の貨物線維持 「費用負担は広域的な議論を」 JR貨物社長:北海道新聞デジタル[8/19]
- (限定)赤字でも必要、国と道動く 函館―長万部間の貨物維持 物流の基幹鉄路、認識高める<フォーカス>:北海道新聞デジタル[7/27]
- 新幹線延伸後 鉄道貨物存続の方針確認 令和7年度中最終結論|NHK 北海道のニュース[7/26]
- 北海道「並行在来線」貨物存続に立ちはだかる難題/東洋経済オンライン[7/25]
- (限定)並行在来線函館―長万部 貨物維持沿線首長は歓迎 管理費負担など課題 国や道の議論注視:北海道新聞デジタル[7/20]
- 函館線、貨物専用で維持検討 北海道新幹線延伸に伴う並行在来線 | 毎日新聞[7/19]
- 函館〜長万部 新幹線延伸後も鉄道貨物存続の方向で調整|NHK 北海道のニュース[7/19]
- JR北海道 函館線・函館-長万部間 北海道新幹線の札幌延伸後も貨物路線として存続する方向で調整/HTB NEWS[7/19]
- (限定)本州との輸送分断回避 函館線貨物維持 物流の要、重要度増す:北海道新聞デジタル[7/19]
- (限定)函館線、貨物維持へ 函館―長万部間 4者合意、新幹線延伸後も 有識者会議で課題議論:北海道新聞デジタル[7/19]
在来線函館・長万部間 自治体とJR貨物の相関関係:7/12
旅客・貨物とも維持された場合と貨物のみ維持された場合の課題がシンプルに網羅された図解
JR北海道が検討中の42無人駅を道新が報道
仁山駅・赤井川駅など長万部以南の駅も多数含まれ、並行在来線存廃決定前でも廃止出来る駅は廃止したいのだろうとのこと。
- 「JR北海道が42駅廃止検討」報道、宗谷本線の駅がごっそり消える?/マイナビニュース[6/26]
- (限定)JR北海道、42無人駅の廃止検討 道内全駅の1割、4駅は来春にも:北海道新聞デジタル[6/17]
北海道の貨物輸送の重要性に関する記事2本が朝日新聞から:5/11
- 約4倍の重さに成長 江差の養殖トラウトサーモン初水揚げ | 2023/5/11 函館新聞社/函館地域ニュース – e-HAKODATE[5/11]
- 経済効果は年4兆円 JR函館線の貨物網、全国に広がる恩恵:朝日新聞デジタル[5/11]
在来線函館・長万部間の4者協議、公開の場での議論目指す 夏を目処:4/26
多少なりとも注目を得ながら関係自治体を含めた共通認識が得たい、のかな?
大泉新函館市長が掲げる北海道新幹線JR函館駅乗り入れの調査、実施へ:4/25
ひとまず調査は行うとして、どこまで本気なのか。数々の課題、そして関係各方面の理解が得られるか
- 大泉・新函館市長に聞く 新幹線に投資、回収は可能 – 日本経済新聞[4/25]
- ミニ新幹線で函館乗り入れ検討 大泉新市長「年度内に調査」 – 日本経済新聞[4/24]
- <社説>函館に新市長 公約実行、手腕問われる:北海道新聞デジタル[4/24]
並行在来線「函館─長万部間」について国交相が”基幹的区間という認識”と発言:4/19
最低限貨物路線として維持されそうに思える発言
2023/3/16:帯広で新物流拠点のための土地開発開始へ JR貨物存続問題も睨みつつ
(道新会員限定記事)高速道路隣接の立地で、土地整備後に企業へ売却とのこと。十勝農産物の集積拠点に?
- 帯広物流拠点、24年秋にも着工 23年中の企業誘致目指す:北海道新聞デジタル[3/16]
JR貨物北海道廃止の可能性も睨みつつ新物流拠点に向け土地開発開始へ
2023/3/4:貨物新幹線に言及する記事・コラム
- <どうする並行在来線 函館―長万部間の行方>下 オール日本の視点必要 JR九州初代社長・石井幸孝さん(90):北海道新聞デジタル[3/3]
- <どうする並行在来線 函館―長万部間の行方>中 地元が関与し鉄路活用 鉄道ジャーナリス・梅原淳さん(57):北海道新聞デジタル[3/3]
- <どうする並行在来線 函館―長万部間の行方>上 貨物線残し観光列車を えちごトキめき鉄道社長・鳥塚亮さん(62):北海道新聞デジタル[3/2]
- どうなる「貨物新幹線」 JR貨物社長が2030年めどに導入判断の方針を表明【コラム】/鉄道チャンネル[2/18]
- 「貨物新幹線」実現か?2030年には判断される本州と北海道を結ぶ物流の課題 | clicccar.com[2/5]
2023/3/2:4者協議進捗・関連報道
2回目の4者協議
国交相のコメント、4者協議は11月から
- 函館線、貨物網維持へ4者協議 来月にも 国交相「実務者で開始」:朝日新聞デジタル[10/26]
- 函館線経営分離の4者協議「まず実務者で意見交換を」 斉藤国交相:北海道新聞 どうしん電子版[10/25]
貨物維持へ国土交通省が正式に4者協議表明:9/20
国土交通省と北海道、JR貨物、JR北海道が協議を開始へ。朝日新聞に続き他メディアも報道しはじめました。
- 北海道の貨物網維持で国など協議へ JR社長「必要な協力はする」/朝日新聞[9/15]
- 「貨物大動脈」存廃議論前へ 新幹線札幌延伸で経営分離の函館―長万部間 国主導で協議、費用など課題:北海道新聞 どうしん電子版[9/15]
- 農産物輸送「存続が大前提」 道商連が緊急提言 並行在来線函館―長万部間:北海道新聞 どうしん電子版[9/15]
- 函館線貨物維持へ4者協議 沿線自治体が注視:北海道新聞 どうしん電子版[9/14]
- 青函の貨物維持、国主導でJR貨物・JR北海道と協議へ/日本経済新聞[9/14]
- 函館線を貨物線として維持、国が協議へ 北海道やJRと 旅客と分離:朝日新聞デジタル[9/12]
貨物路線維持のため路線・施設を道などが出資する会社が管理、その路線で使用料を支払い貨物を走らせる「上下分離方式」を検討へ?とのこと。
2022/12/1:初回4者協議後の報道
- 危うくなった貨物路線 函館―長万部、費用分担定まらず/日本経済新聞[12/1]
- 函館本線の貨物列車存続、費用をどうする?…鈴木北海道知事は踏み込まず 新幹線開業後/レスポンス[11/29]
- 並行在来線、函館―長万部間の存廃どうする 沿線首長たちの本音:朝日新聞デジタル[11/17]
- 函館線の貨物網維持へ、国やJRなどが実務者協議 年度内に論点整理:朝日新聞デジタル[11/7]
2023/2/12:在来線・ローカル線全般の存廃問題、北海道冷遇?
交通網整備維持全般を支えるべき国が放置を続けてきたツケを地元住人が払う構図で、道も積極的に動きたがらない
2023/2/5:改めてJR貨物の重要性を問う取材記事
- 【岐路に立つ貨物列車】存続か廃止か 北海道と本州を結ぶ物流網 影響は東北地方にも(STVニュース北海道) – Yahoo!ニュース[2/5]
- JR貨物社長、函館―長万部「なくては経営成り立たず」/日本経済新聞[2/6]
2022/12/25:大量の物資を一度に運ぶ手段が他にないのは事実
2022/12/23:並行在来線について森町が町民との初の意見交換会
「「貨物路線の行方と切り離して旅客路線の存廃は判断できない」との意見が出た。」
2022/12/10:札幌延伸予算増を受け産経新聞で貨物新幹線へ見直し論
2022/10/15:並行在来線廃止議論の全体像
有事の際の陸自関連輸送を含めて考える「国が必要と考える区間を地域が不要と判断したら、誰が鉄路を守るのか。」
2022/10/12:道知事、貨物存続に向けた消極姿勢を追求される
確かに、ずっと以前から道には在来線や貨物存続に向けた積極姿勢がぜんぜん見えないなという感想を抱いていました
2022/9/27:函館市長が市議会で改めてはこだてライナー死守表明
2022/9/24:並行在来線とJR貨物のおさらい記事
北海道新幹線並行在来線と貨物の存続に触れる記事が急に増えましたね
- 並行在来線、細る受け入れ余力 新幹線開業の光と影/日本経済新聞[9/24]
- 「第2青函」構想に熱視線 物流や観光 総工費7200億円がネック /北海道 | 毎日新聞[9/24]
- 並行在来線、細る受け入れ余力 新幹線開業の光と影/日本経済新聞[9/24]
- 北海道の物流を担う「函館線」が危機、存廃議論が高まる背景とは/ダイヤモンド・オンライン[9/19]
2022/9/10:貨物新幹線についての課題整理と今後
過去に検討し断念した新幹線への貨物搭載構想、今度は?
2022/9/1:函館・長万部間の在来線存続に消極的?JR貨物の鉄路は
函館市長は函館・新函館北斗間のみ第三セクターで存続を希望し北斗市長・七飯町長も同調、沿線自治体による1年4ヶ月ぶりの協議会で。提示された収支予測は運賃30%アップなどを盛り込むも三セク前提のものでなく、まだ議論前の段階とも言えそう。
- 在来線存続、いばらの道 函館―長万部、30年間赤字800億円超 自治体負担、貨物の議論触れず:北海道新聞 どうしん電子版[9/1]
- 函館線、大部分が廃線濃厚 新幹線アクセス以外は不透明 貨物も分断:朝日新聞デジタル[8/31]
- 並行在来線 函館〜長万部 “第三セクターで赤字圧縮”予測|NHK 北海道のニュース[8/31]
- 札幌延伸後30年間、函館―長万部の在来線赤字816億円に/日本経済新聞[8/31]
2022/8/30:北海道・本州間で新幹線と貨物が抱える事情の総括記事
新事実や新解釈はないようですが津軽海峡を挟んだ新幹線・貨物やりくり事情が読めます
2022/8/20:次の函館・長万部間の協議会は8月末開催、藤城線扱い焦点?
朝日新聞に出た記事で明らかに。七飯~大沼間の藤城線の扱いについては観測気球?
2022/8/9:国土交通省有識者検討会中間報告から貨物新幹線と第2青函トンネルの記事
国土交通省有識者検討会が7月に公表した中間報告案を元ネタとした2つの記事。貨物新幹線についてJR貨物・JR旅客各社が改めて検討を始める模様だけど、どこまで物流ボリュームを担えるか。第2青函トンネル、有識者検討会は実現可能としたそうですが、実現を目指すかはまた別の話なのでしょう。
- 「貨物新幹線」は必要だが、その前に現在の鉄道貨物を改善すべき/マイナビニュース[8/9]
- 「第2青函トンネル」、ネックはやはり財源か? 道内の物流網強化に立ちはだかる現実の壁(Merkmal) – Yahoo!ニュース[8/9]
2022/8/4:JR、五稜郭車両所を来春廃止へ
- 五稜郭車両所、来春に廃止 JR北海道 経費削減、苗穂に移管:北海道新聞 どうしん電子版[8/4]
跡地活用する場合は工場跡地にありがちな土壌汚染問題がありそう
2022/8/3:全国通運北海道支社次長インタビュー記事
- 【インタビュー】全国通運北海道支社次長(特命) 河野敏幸氏/カーゴニュース[8/3]
将来を見据えた青函ルート物流の解決策はどれか
2022/7/29:JR貨物関連
- 「貨物新幹線」検討へ 生鮮品など大量輸送目指す 国交省、22年度中に協議開始:北海道新聞 どうしん電子版[7/29]
「運行主体や費用負担のあり方/新規開発する車両の構造や積み替え技術の整備/壁は高い/JR貨物への支援のあり方」
2022/6/28:函館~長万部間の会議は近く再開?
- 貨物列車の存続握る並行在来線が抱える財源問題 | 特集/東洋経済オンライン[7/9]
- 函館―長万部の在来線存廃、1年議論なく JR貨物「自社で線路保有困難」:北海道新聞 どうしん電子版[6/28]
会員向け部分に関連記載あり
2022/6/24:長万部と八雲 新幹線駅と街づくり
2022/5/28:函館~長万部間在来線維持方式の考察
2022/5/28:JR貨物支社長が函館~長万部間の存続希望を表明
JR貨物支社長の「希望」として存続を望む、と。函館~長万部間について具体的に意見が報道されたのは(知る限り)今年初かのかな?
すでに結論が出てしまった長万部~小樽間と違い函館~長万部間について議論の進捗の報道をぜんぜん見かけないのはどんな理由なんですかね。
2022/4/19:長万部~小樽間廃線決定にあたって見えた道の姿勢と責任論
ただ断念を迫られるだけの自治体、という感じに見えましたが
- 並行在来線存続「国が責任を」 道新東京懇話会で交通評論家・佐藤信之さん:北海道新聞 どうしん電子版[4/18]
重要な貨物路線「食料安全保障の観点からも国が責任を持つべきだ」 - 函館本線長万部~小樽間廃止、必要な路線が消える交通行政の不条理/マイナビニュース
交渉の過程で見えてきた姿勢「北海道が国に責任転嫁し、廃線を誘導している」
2022/3/26:小樽市・余市市が在来線廃止に合意。長万部~小樽間は廃線、バス転換へ
- JR函館線 長万部~小樽 全国2例目並行在来線廃止へ~北海道(HBCニュース) – Yahoo!ニュース[3/26]
- JR函館線 小樽-余市間も廃線へ 自治体、バス転換で合意 | 毎日新聞[3/26]
- 新幹線札幌延伸で気がかり「並行在来線」の大問題 | ローカル線・公共交通/東洋経済オンライン[3/24]
廃線決定前まで
- 余市―小樽 バス転換に住民反対根強く「負担算出し議論を」 存廃巡り市が説明会:北海道新聞 どうしん電子版[2/7]
「迫俊哉市長が「バス転換を視野に入れた動きを進めたい」との考えを表明している」 - 並行在来線、協議大詰め=赤字懸念で8割廃線―北海道新幹線、札幌延伸 | 乗りものニュース[2/6]
「さらに長万部以南の147.6キロは交通体系の議論が進んでおらず、厳しい状況だ」 - 「バス転換」蘭越町も支持 赤字懸念7町 余市―小樽間焦点:北海道新聞 どうしん電子版[2/3]
最近数ヶ月、長万部~函館間についての報道はあまり見かけません。
※以下、小樽~長万部間の事項を削除しました
2022/2/24:
北海道新聞が五稜郭ー長万部間の貨物列車の線路への重量負担を独自計算/記事の時点で函館ー長万部間について道と自治体間の協議は停滞している模様
2022/2/15:JR北海道への指摘
廃線ありきの協議の実態、経営安定基金にあぐらをかいて営業努力不足だったJR北海道への指摘
- 北海道新幹線、並行在来線「廃止前提」の大問題 | ローカル線・公共交通/東洋経済オンライン[2/15]
「住民抜きの「密室協議」が方向性を決めてしまう」
2021/8/20:現在言われていること
- 長万部町、旅客営業廃止の方向で町民と合意形成へ(北海道新聞報道 2021/8/20)
- 函館~長万部間の並行在来線全てを残す場合、初期投資も含め30年で940億円の赤字試算。単年赤字約20億円(2021/4月公表の試算・補助金等は考慮しない数字)
- 全部バス転換だと経済的負担がかなり少ないが(函館~長万部間30年赤字・940億円 対 130億円)(同上)
- 少子化と人口減で年々運賃収入は減っていく
- 鉄路維持・バス転換について、事前聞き取りでは自治体の足並みは揃っていない(2021/3)
- JR貨物による輸送ニーズがあるためJR函館線・長万部~五稜郭の鉄路自体は残る可能性が高い
- 新函館北斗駅~函館駅間は繁忙期の客数が多く容易なバス転換が難しい特殊事情
2021/4の沿線自治体との協議会(函館市・倶知安町でそれぞれ開催)で公表された試算に関連して一気に報道や業界メディアの記事が増加。ほか、JR貨物が鉄路を保有・維持したり、自治体が鉄路施設を保有しJR貨物に委託する可能性の指摘(タビリス)も。
関連報道新着
※NHK等テレビ局各社の記事は1週間程度で削除されることが多く、北海道新聞の記事は一部を除き会員向けにアーカイブ化され非公開になることが多いです。
- 長万部町、在来線「旅客廃止」を議論 広報誌で町民合意促進 利用少なく負担多額:北海道新聞 どうしん電子版[8/20]
- 「並行在来線」存続なら赤字1800億円 どうする北海道: 日本経済新聞[6/10]
沿線自治体との協議会で試算が公表され道内メディアが一斉に報道:2021/4
- 函館―長万部の並行在来線 30年で940億円赤字 道が試算:北海道新聞 どうしん電子版[4/27]
- 北海道新幹線の並行在来線、鉄道存廃は22年に判断: 日本経済新聞[4/26]
- (リンク切れ)並行在来線「函館〜長万部」存続なら初年度18億円赤字見通し|NHK 北海道のニュース[4/26]
- 並行在来線の存廃、22年度に決定 函館線長万部―小樽間、道が方針 全線維持なら30年間で赤字926億円:北海道新聞 どうしん電子版[4/22]
関連自治体・企業・組織・団体等
- 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会) | 総合政策部交通政策局交通企画課
リンク修正。全ブロック会議・幹事回の資料や議事録が掲載されています。 - 北海道新幹線/JR北海道