「思い入れのある船」ようこそ 歓迎相次ぐ 飛鳥V初寄港

update 2025/7/23 20:16


 国内最大級の新型クルーズ船「飛鳥V」が就航し、最初の寄港地に函館が選ばれた。22日には、函館港若松埠頭(ふとう)でセレモニーが行われ、関係者からは歓迎する声が相次いだ。

 1992年以降、飛鳥クルーズでの函館寄港は今回で115回目となり、函館とは縁が深い。式典後、大泉潤市長は「函館が誇る夜景、食、歴史的な景観を皆さんの感性で楽しみ、新しい魅力を発見してほしい」と期待を込めた。

 久保俊幸函館商工会議所会頭は「飛鳥は市民にとって思い入れのある船で、初寄港地になって大変ありがたい。これからも多くの人に函館へ来てもらえるよう、努力したい。経済効果も大きい」と笑顔を見せた。

 函館クルーズターミナル内では函館農水産物ブランド推進協議会がブースを構え、ジャガバター塩辛添えを乗客に振る舞ったほか、白口浜(南かやべ漁協)、おとひめ(えさん漁協)、本場折浜(戸井漁協)のいずれかのコンブが当たるガラポン抽選も。市農林水産部の担当者は「乗客はセレブで口が肥えており、日本一の品質を誇る函館真昆布を味わって家庭で利用してもらえれば」と話した。

 部員19人で「はこだて賛歌」などを演奏した函大付属有斗高校マーチングバンド部の長岡聖大部長(18)は「こういう場で演奏できるのは光栄。お客さまをもてなすため、全力かつ心を込めて演奏したい」と意気込みを語った。

提供 - 函館新聞社

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