8月にスルメイカ競り見学ツアー5回 早朝コンテンツ造成 函館市

update 2025/7/18 16:42


 函館市は、8月5、7、8、18、19日に市水産物地方卸売市場(豊川町)で道南スルメイカの競り見学モニターツアーを初めて行う。市内ホテルに宿泊する観光客限定で、不漁が続くスルメイカ漁の現状を知ってもらうとともに、早朝の観光コンテンツを造成し宿泊者を増やすのが狙い。参加希望の3日前までに申し込みが必要。

 市観光基本計画は、市内での平均宿泊数について基準値1・23泊(2019年度)を、1・48泊(28年度)に引き上げる目標を掲げる。24年度は1・29泊となっている。

 函館では、函館国際観光コンベンション協会が開発した御護摩修行とホテル朝食ブッフェを体験する朝活観光(成田山函館別院函館寺に集合、朝食ブッフェはプレミアホテルキャビンプレジデント函館)があるものの、早朝コンテンツはほとんどない。

 モニターツアーは定員1回5人程度で、参加無料。終了後に約5分のアンケートに答えるのが条件。

 午前5時15分に現地(水産市場入り口)に集合。同5時半から行われる、いけすイカの競りを見学する。同6時からは、はこだて検定合格者の会・街DОガイド「話術調所」の案内でイカ以外の魚の競りや仲卸の店舗なども見学できる。同6時半に自由解散。

 申し込みは先着順で、定員を超えた場合は参加できない。いけすイカの競りがない場合でも、イカ以外の魚の競りを見学するため中止しない。函館市民は基本的に参加不可。

 アンケート結果を基に、今年度中にツアーの有料化を検討する。市観光推進課コンテンツ開発担当は「普段は一般開放していない水産市場で、イカのまち・函館ならではの魅力を感じてほしい。スルメイカが捕れない現状を理解した上でおいしくスルメイカを食べてもらうとともに、早朝コンテンツを作って宿泊者数を伸ばしていきたい」としている。

 18、19両日は既に定員に達した。申し込みは二次元コードで。問い合わせは同担当(0138・21・3323)へ。

提供 - 函館新聞社

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