道立函館美術館 再開後堅調 橋本・鵜川展は5日まで

update 2020/4/5 07:38


 新型コロナウイルス感染拡大を受けて約1カ月間休館していた道立函館美術館では、道南で活動した2人の画家、橋本三郎と鵜川五郎に焦点を当てた特別展が5日で終了となる。会期の大半が休館中だったこともあり、1日の再開後の4日間で計192人が来館するなど客足が戻りつつある。

 同館は、来館者に感染拡大防止に向けた注意事項をまとめた文書を配布。スタッフもマスクや手袋を着用するなどし、喫茶コーナーではカウンター席の利用を停止した。

 展示関連では、図書の閲覧、彫刻作品に手で触れることができるコーナーの実施を見合わせた。一方で休館中の新たな取り組みとして、ケーブルテレビ局NCVの協力で橋本・鵜川展の紹介動画を制作し、道庁のインターネット放送局「Hokkai・Do・画」で公開している。

 特別展は、1〜3日は平日にもかかわらず3日間で計110人、4日は82人が観覧した。柳沢弥生学芸員は「閉会が近いこともあるが、再開を待っていただいのだと感じている。道南ゆかりの作家で親しみを持ってもらっているのでは」と話していた。

 6〜24日は展示替えのため休館となり、25日に特別展「愛するひと やなせたかしの世界」が開幕する。ギャラリーツアーなど4月中の関連事業は中止とするが、5月以降は実施予定。問い合わせは同館(0138・56・6311)へ。

提供 - 函館新聞社

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