コロナなど感染症予防ポスター製作 縄文どうなんプロジェクト

update 2020/3/20 07:16


 北海道・北東北の縄文遺跡群の世界文化遺産への登録を後押ししようと活動する「縄文DOHNANプロジェクト」(山田かおり代表)は、新型コロナウイルスなど感染症の予防法を啓発するポスターとリーフレットを製作した。道内唯一の国宝・中空土偶を模したオリジナルキャラクター「カックー」がマスクを着用し、手洗い、うがいの徹底を呼び掛ける内容。函館市内の幼稚園や保育園、公共施設などに配布している。

 マスクを着けているカックーのほか、カメちゃん、トーヤくんは、全て市内在住のイラストレーター、なっき45さんが担当。明るい色味を意識し、子どもにも読みやすいようにひらがなを多用。「カックーといっしょにマスクをつけよう!てをあらおう!」「みんなでよぼうしよう」と標語を付けている。

 縄文時代は、自然災害や大変なことがあってもみんなで助け合って生きてきたことを紹介。縄文遺跡群を学べるキッズサイト「JOMONぐるぐる」のQRコードも添えた。山田さんは「マスクを着けたがらない子どももいる。ポスターを見て、楽しく予防する気持ちになってもらえれば」と期待を込める。

 A2判ポスターは2000部、A4判のリーフレットは2500部を製作。希望者には無料配布する。問い合わせは山田さん(0138・56・7556)へ。

提供 - 函館新聞社

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