休校の子どもたちに絵本を「わらじ荘」の学生が絵本を配達

update 2020/3/8 07:26


 函館市弁天町23の「旧野口梅吉商店」で「わらじ荘」としてさまざまな取り組みを進める道教育大函館校の学生は、新型コロナウイルスの影響で休校中の子どもたちに絵本を届ける「おうちが図書室」を始めた。学生が選んだ絵本3冊を無償で届け、1週間貸し出す。受け付けは24日まで。

 休校で子どもたちが本に触れる機会が少なく、市内の図書施設も休館中のため、絵本を子どもたちに届け、家庭で楽しく過ごしてもらおうと同校4年の下沢杏奈さん(22)が中心となり企画した。

 同建物にある絵本は学生や知り合いからの寄贈で、児童文学を中心に約200冊の蔵書がある。学年や年齢に応じて本を選び、本は表紙を消毒して除菌。配達も子どもたちとの接触を避け、玄関のドアノブやポストに届ける。

 今回の取り組みでは、谷地頭町の「710candle(ナナイチマルキャンドル)」の協力でボタニカルキャンドルも合わせて貸し出し、同町の「やぶした生花店」提供のラッピング用紙で絵本をくくり配達する。下沢さんは「地域の方々の協力もあってできる取り組み。ちょっとした贈り物として子どもたちにはぜひ絵本に触れてほしい」と呼び掛ける。

 受け付けは午前10時〜午後6時。午前10時〜午後3時までの注文は当日配達、同3時以降は翌日配達となる。申し込み・問い合わせは下沢さん(080・3044・0630)へ。

提供 - 函館新聞社

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