函大有斗バスケ部の大宮 八戸学院大へ「プロ選手目指す」

update 2020/2/28 07:24


 函大有斗高バスケットボール部の大宮拓巳(3年、18)が4月から函館を離れ、東北大学リーグ2部で今季優勝した八戸学院大学(青森)に進学する。昨年の高体連支部大会や選手権地区大会優勝に貢献した大宮は、プロ入りの大きな夢に近づくため、Bリーグに選手を輩出する同大で腕を磨く。

 深堀ミニや深堀中でフォワードとして活躍。支部強豪の函大有斗に進学し、2年生時には主力としてウインターカップ道予選でベスト8入りに貢献した。3ポイントシュートとゴール下に切り込むドライブが持ち味で、主将としてもチームを引っ張った。

 身長は177センチで、バスケット選手としては小柄だが、体重85キロとがっしりとした体格も強みの一つ。「シュートを決め切るには体幹の強さが大切」と小学生時からフィジカルトレーニングを欠かさなかった。さらに函大有斗では徹底して粘り強いディフェンスを磨き「3年間でメンタルも鍛えられた」。主将としてチームをまとめる難しさも経験し、充実した高校生活だった。

 同大は今季、東北大学リーグ2部(北奥羽)で優勝。1部との入れ替え戦を3点差で惜敗し、昇格を逃しただけに春からの新チームで飛躍を目指す。また、OBにはB2リーグの「青森ワッツ」入りした選手もいて、自身の大きな夢に一歩近づいた。「まずは大学でポイントガードとして頑張る。(東北大学リーグ)昇格に貢献し、4年間で通用する選手になり、プロを目指す」と力を込める。

 小学生のころは試合に勝てず、弱音を吐いたこともあった。両親に励まされたことも今ではいい思い出で「小・中・高校の先生にも恵まれた。大学で活躍することが恩返し」と決意する。

 高校1年生からの成長を見てきた後藤康平監督は「とにかく真面目。引退後も休まずに練習に参加し、後輩の面倒を見た。大学では高いレベルの選手に押しつぶされないように、これまでの努力を生かしてほしい」とエールを送った。

提供 - 函館新聞社

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