避難所生活は「大変」 停電想定、児童ら37人体験

update 2019/10/7 07:18


 函館市青少年研修センター(ふるる函館、平沢治寿センター長)の主催事業「避難所生活体験」が5、6両日、同センターで行われた。函館・近郊の小学3〜6年生と中学1年生計37人が停電している中での避難所生活を体験。6日には谷地頭町会(伊豆孝則会長)と合同の「ファミリー防災訓練」もあり、防災への意識を新たにした。

 避難所生活体験はおととしに始め、昨年は台風の影響で中止。今年は2年ぶりの開催となった。

 子どもたちは電気を使わず、懐中電灯やランタン、ヘッドライトなどを使い、体育館で生活。お湯を入れた非常食を食べて腹を満たしたほか、体育館に敷いたブルーシートの上で寝袋で就寝した。市北消防署末広出張所の職員から止血の方法や、物干しざおとタオルを使った担架の作り方を学んだ。ワークショップでは、地図を基に避難所や避難経路の確認もした。

 ファミリー防災訓練は、同センターが津波の指定避難所になっていることから、町会員13人が迅速に避難。函館西署の植松邦弘警備課長が講評し、災害図上訓練(DIG)を紹介した。

 函館神山小学校6年の熊木幸冬君(11)は「真っ暗の中でトイレに行くのが大変だった。非常食はおいしかった」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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