全国学力テスト 函館はほぼ全国平均並み

update 2019/9/3 06:33


 函館市教委は2日、今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。全5教科中、全国平均を上回ったのは小学校国語のみとなったが、ほかの教科でもほぼ全国平均並みの結果となった。

 テストは4月に全国で行われ、市内では小学校43校の6年生1561人、中学校21校の3年生1599人が受けた。今回からこれまでのA・B問題を見直し、基礎知識と活用力の両方を問う問題に一本化されたほか、中学校では新たに英語が加わった(3年に1回実施)。

 全国平均を上回った小学校国語では「書くこと」「読むこと」「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の分野の正答率が高かった。市教委は「主体的・対話的で深い学び」を目指した授業の工夫や小、中学校が連携した共同研究などの成果を強調。辻俊行教育長は「各校の取り組みが成果をあげているものと認識している」と話した。

 今回初めて導入された英語では、「書くこと」の分野で全国平均を大きく下回ったほか、数学でも「関数」「資料の活用」の分野で全国、全道の平均に及ばず、課題が残る結果となった。市教委は「結果をさらに細かく分析したうえで、対応を進めていく」としている。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです