真夏の日差しの下、熱戦相次ぐ ペリーボート競漕

update 2019/7/29 06:55


 第11回函館ペリーボート競漕(実行委主催)が28日、函館港若松南ふ頭で開かれた。過去最多と並ぶ60チームが出場し、真夏の日差しを受けながら力強くボートを漕ぎ、熱戦を繰り広げた。

 江戸時代末期に函館へ来航したペリー提督率いる米艦隊の旗艦に日本の役人8人が手漕ぎ船で横付けした史実にちなみ、函館港まつり(8月1〜5日)の協賛イベントとして毎年開催している。

 トーナメント形式で行われ、一般の部に49チーム、女子の部に11チームが出場。1チーム8人編成で、先頭にドラの叩き手、後方にかじ取り役、左右に漕ぎ手6人が分かれて乗り込み、合図とともに一斉にスタート。浮標で折り返す往路90メートル、復路60メートルのコースを力いっぱい漕ぎ進めた。ゴール間近のデッドヒートなどもあり、観客からは大きな声援や歓声が上がった。

 一般は、桧山管内上ノ国・江差・乙部の3消防署による合同チーム「ザ・レスキュー」が昨年の屈辱を果たし、2年ぶり3回目の優勝。女子は、上ノ国漁協女性部チーム「汐吹レディース」が3連覇を達成した。両チームの監督を務めた上ノ国消防署長の仲澤嘉彦さん(60)は「勝因はチームワーク。とてもうれしい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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