函館国際ホテルと千秋庵総本家、あんぱん共同開発

update 2019/7/27 07:28


 函館国際ホテル(函館市大手町)と千秋庵総本家(同市宝来町)は、十勝産小豆を使用した「雅あんぱん」を共同開発した。控えめな甘さながら、豆とクルミの香りが楽しめる。ホテル1階のショップモンモラッシーで、1日30個限定で販売している。

 共同開発は6月に始まり、千秋庵総本家の製造担当者が既に販売していたあんぱんなどを試食し、新しいあんを製造。今月12日に発売した。

 千秋庵総本家の牧田富士夫製造部長は「焼いた香りが強い生地に負けない豆が必要だと感じた」と振り返る。品質の良い小豆を選別した「雅」を、香りを残しつつ甘さを控え、薄紫色のあんに仕上げた。

 パン生地には函館牛乳を使用。同ホテルの小野浩司ベーカリー調理長は「香りを立たせるため、クルミをあんに入れた。小豆に合う香りと味になった」と自信を見せる。

 1個230円。ショップの営業時間は午前8時〜午後8時。

提供 - 函館新聞社

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