七夕に響く歌声、笑顔はじける

update 2019/7/8 06:45


 「七夕」の7日、函館市内は色とりどりのササ飾りが街を彩った。浴衣姿に身を包んだ子どもたちは「竹に短冊」で始まる七夕の歌を元気に歌って家々を回り、伝統行事「ろうそくもらい」を楽しんだ。

本通町会がまつり 世代超えて満喫

 〇…本通町会(志賀谷隆会長)と函館本通小学校PTA(秋山慎一郎会長)が本通町会館(本通1)で開いた七夕まつりでは、子どもたちのほか、保護者や地域住民など約100人が集まって多世代間での交流を楽しんだ。
 今回が初めての試み。用意された笹飾りに短冊などを飾り付けた後、大人も子どもも一緒に童謡の「七夕」などを歌った。町会には約30人から寄付が寄せられ、子どもたちはたくさんの菓子とろうそく、うちわなどをもらった後「ろうそくもらい」に出発した。
 本通小2年の藤元星愛(せいら)ちゃん(8)は「大きい声で歌えた。いっぱいお菓子をもらってお姉ちゃんにも分けたい」と笑顔で話していた。

スタンプゲット! 本町仲通りでラリー

 〇…函館市本町仲通りの商店でつくる「本町仲通り会」(三品賢治会長)は、菓子をもらいながら参加店舗15店を巡ってスタンプを集める「竹に短冊スタンプラリー」を実施。商店街は家族連れらでにぎわった。
 今年で4回目。丸井今井函館店でカードを受け取った参加者は、街路灯にササ飾りが並ぶ商店街へ一斉に繰り出し、元気に七夕の歌を響かせた。
 父、母と一緒に訪れた佐藤青空(そら)ちゃん(6)は「お菓子がいっぱいもらえて楽しかった」と笑顔をはじけさせた。

鑑識体験「面白い」 西署で啓発活動

 ○…函館西署(海岸町)は七夕に合わせ、啓発活動を展開。薬物乱用の恐ろしさを訴える広報車などを展示し、非行防止を呼び掛けた。
 函館西署少年補導員連絡協議会、函館西防犯協会などが協力。親子連れに啓発グッズを配布し、注意を呼び掛けた。
 訪れた子どもたちは、玄関前で菓子を受け取った後、浴衣姿でパトカーに乗車して記念撮影を楽しんだ。指紋を採取する鑑識体験もあり、母親と訪れた大友理生ちゃん(5)は「とても面白かった」と満面の笑みを浮かべていた。

提供 - 函館新聞社

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