いさ鉄車内で令和迎えよう 札幌の旅行会社がツアー企画

update 2019/4/18 07:09


 いさ鉄車内で新元号「令和」を迎えませんか―。北海道オプショナルツアーズ(札幌)は4月30日から5月1日にかけ、道南いさりび鉄道の車内で新元号を迎えるユニークな企画を催行する。函館発着の約10時間のツアーで、鉄道、ジャンボタクシーを使った「昭和・平成から令和への旅」と題し、1人1万5800円(大人、子ども同額)で売り出している。

 平成最後の4月30日午後11時25分に、いさ鉄車両「136D」(通称たらこ)で函館駅を出発。茂辺地―渡島当別間で令和元年5月1日午前0時を迎え、車内で参加者が祝杯を上げる。木古内駅に到着後いったん列車を降りる。この時期、道南はサクラ観光のトップシーズンでホテルは満室状態なため、北斗市茂辺地で保存・展示している寝台特急「北斗星」の客車2台を、特別に夜間休憩場所に使う。車内に2時間半滞在できる。

 休憩後、きじひき高原パノラマ展望台(北斗市村山、標高560メートル)へ向かい、雄大な初日の出を楽しむ予定。また、法亀寺しだれ桜(向野)、大野川沿い桜並木(本町)などの北斗桜回廊を堪能する。初風呂として函館の温泉「西ききょう温泉」の日帰り入浴も用意する。木古内駅からの足はジャンボタクシーを利用する。

 再び上磯駅からいさ鉄車両「125D」(急行色)に乗車し、函館駅に午前9時22分到着する。

 たらこ、急行色とも昭和期の塗装を再現した車両で、北斗星は平成の時代を駆け抜けた名列車。令和の幕開けをいさ鉄車内で過ごすという3元号にちなんだ企画だ。同社は「元号をまたぐ鉄道企画は、本州のローカル私鉄で催す例はあるが、道内では唯一。札幌から愛好家が参加するが、地元の皆さんにもぜひ楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 夜間の旅行のため、子どもの参加は要相談。申し込みは同社(011・212・1170)またはホームページで。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです