道南の小学校で卒業式 閉校の亀尾でも3人巣立つ

update 2019/3/19 07:16


 道南の多くの小学校で18日、卒業式が開かれた。函館市内では今年度で閉校する4校を含む45校で約1800人が学びやからの巣立ちの日を迎え、保護者や恩師らが温かく門出を祝った。

 このうち、4月から函館上湯川小学校に統合される函館亀尾小学校(盛健校長、児童13人)では、スーツやはかまに身を包んだ卒業生3人が在校生、保護者、教職員に加えて地域の人たちに見守られながら、6年間を過ごした校舎に別れを告げた。

 佐々木遼君、松浦翔太君、森結愛さんの卒業生3人の名前が呼ばれ、盛校長から卒業証書を受け取った。3人は壇上から降りる際に「中学では友達をたくさん作って充実させる」などと意気込みを伝えた。盛校長は3人それぞれが頑張ってきたことを紹介しながら、「126年の歴史と伝統を受け継ぐ最後の卒業生となった。亀尾から世界に羽ばたいてほしい」とエールを贈った。

 在校生は「物知りで優しい佐々木君、皆を笑顔にしてくれた松浦君、サッカーが上手で面倒見がよい森さん。いつもリードしてくれてありがとう」と感謝の気持ちを表現。卒業生3人も在校生一人一人の名を呼びながら「楽しい日々をありがとう」と伝えた。

 それぞれの保護者や教職員には3人からサプライズで手紙が披露され、温かな感謝の言葉の数々に涙を拭う姿が多く見られた。最後は式歌「はじめの一歩」を合唱し、たくさんの拍手に包まれながら退場した。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです