北斗上磯中と盛岡北陵中が友好の吹奏楽合同練習

update 2019/3/11 07:15


 【北斗】盛岡北陵中学校吹奏楽部の部員31人が9日、上磯中学校を訪れ、4年連続で全日本吹奏楽コンクール金賞受賞の同校吹奏楽部と合同練習を行った。1月27日に盛岡市で開かれた「いわて吹奏学祭」に上磯中がゲスト出演したのが縁で、盛岡北陵中が合同練習を申し入れた。両部は友好を深めながら合奏やパート練習に励み、互いに飛躍を誓った。

 北陵中の一行は北海道新幹線で北斗入りし、約5時間にわたり上磯中の練習法を体験した。合奏練習では2組に分かれ、一方の演奏を他方が聞き、意見やアドバイスを言い合いながら音づくりに取り組んだ。上磯中顧問の中條淳也教諭は「自分の演奏を客観的に理解できる。学年に関係なく積極的に話し合って」と練習の意図を話し、「楽器を通してお客さんに思いを伝える演奏をしよう」と呼び掛けた。

 練習終了後、北陵中の部員が感謝の思いを込めて「明日はきっといい日になる」を合唱した。同中顧問の吉田哲教諭は「上磯中の演奏を聴き、気迫や気持ちが伝わってきた。それは何なのか、練習を見たいと思い、部員にも見せたかった。本当に来てよかった」と話した。

 両部とも全日本吹奏楽コンクールを目標に日々練習しており、あこがれの舞台で再会を約束。北陵中の成島早希子部長(2年)は「(上磯中は)一人一人の意識が高く、感情表現が素晴らしい。そういう部になれるよう頑張ります」ときっぱり。上磯中の戸舘桃子部長(同)も「返事の大きさ、練習への意欲は見習うべきものがあり、私たちも良い経験になった。これをきっかけにさらに成長したい」と意欲を新たにしていた。

提供 - 函館新聞社

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