かるた全道初出場で8強 七飯の「山中フレンズ」

update 2019/3/8 07:21


 【七飯】大中山中学校1年の齋藤舞桜さん(13)、五十嵐羽南さん(同)、高谷凜さん(12)が、2月17日に札幌市で開かれた「第22回北海道子どもかるた大会」に七飯町勢として初出場し、ベスト8と健闘した。3人は「勝つことが目標だった。試合を楽しめた」と充実した表情で振り返った。

 3人は小学5年生からチームを組み、今大会は学校名から「山中(やまちゅう)フレンズ」と命名。渡島大会(2月3日、函館市)で準優勝し、念願の全道出場の切符を手にした。

 下の句かるたは3人ずつで戦うが、七飯町には敵味方関係なく札を取れるなど独自のルールがあり、3人は函館の「臥牛倶楽部」に通いながら「全道ルール」に慣れていった。小学5年生の時に全道2位だったチームとも練習を重ね、腕を磨いた。

 全道大会には32チームが出場。大半のチームは補欠を加えて構成したが、山中フレンズは3人のみ。一人も欠けられない中、会場の熱気に負けずチームワークを生かし、1回戦で宗谷管内利尻富士町、2回戦では石狩管内当別町のチームを次々と撃破。最終的に優勝した根室管内別海町のチームに敗れはしたものの、初出場でベスト8と立派な成績を残した。強豪から得た収穫は多く、3人は「頑張った」と声をそろえる。

 3人は来年もチームを組む予定。五十嵐さんは「次は全道優勝を目指し、毎回の練習を大事にしたい」、高谷さんは「1枚1枚を大切に頑張る」、齋藤さんは「今回負けた別海のチームに勝てるよう強くなりたい」と意欲を見せている。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです