本谷さんが「ベガスシュート」に参戦 アーチェリー

update 2019/1/31 07:27


 2月8〜10日に米ネバダ州ラスベガスで開かれる、アーチェリーの世界室内選手権(ベガスシュート)に、函館から本谷章(69)が出場する。インドア競技の発祥地で、初心者から五輪メダリストまで3500人以上が参戦する世界最大の大会。本谷は「昨年の成績を上回りたい」と意欲を語る。

 インドア競技は、18メートル離れた位置から直径40センチの的を目掛けて矢を放つ。3日間で合計90射(900点満点)し、その総得点で順位を競う。部門は年齢・性別、弓具の種類など20を超えるが、大きくは3つで、プロやオリンピック選手が出場する「チャンピオンシップ」と、一般参加が可能な「フライト」、17歳以下の「ジュニア」に分けられる。

 トップ選手が一堂に会するチャンピオンシップでは例年、満点選手が続出。サドンデス方式のシュートオフに突入するなどハイレベルな試合となり、昨年観戦した本谷も「さすが本場。寸分狂いなく、同じ個所を射抜くので次の矢がどんどん深く刺さる。圧巻だった」と驚く。

 今回、本谷は、269人がエントリーしたフライト部門(ボウハンター)に出場。最終日は2日間の得点別に分かれたグループごとで最終順位を決める。グループ内に、同レベルの精鋭が集まり「1点の差でも5〜8位の昇降格が起こる」(本谷)という。昨年は7グループ目の9位だった本谷は「賞金獲得の8位まであと一歩だっただけに、今年は上位入りを目指す」と力を込める。

 世界各国から多くの参加者もいて、競技を通じていろいろな人に出会えるのも魅力の一つ。本谷は「オリンピックメダリストやプロハンターも、この大会に出場する。憧れの舞台でミスをしないように頑張りたい」と力を込めた。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです