鍜治に夜間保育施設「やしの夢」開設 低学年児童も対応

update 2019/1/7 06:30


 夜間専用の預かり保育施設「やしの夢 鍛治店」が昨年12月、函館市鍛治1にオープンした。午後6時から翌日午前2時まで、1時間単位で0歳からの乳幼児、小学校低学年児童までの子どもを預けることができ、一時預かりか月額制での利用プランがある。運営会社「やしの木」の高橋明日香代表取締役(24)は「子育てをしていると突発的に誰かの手を借りなくてはならないときもある。お母さんたちの力になることができたら」と話している。

 同社は2017年6月、幼稚園教諭の経験を持つ高橋さんが市内美原1に市内初の企業主導型保育施設として「やしの木」を開設。美容室や飲食店など提携先の企業も増え、利用は堅調に推移している。高橋さんは「徐々に知ってもらえるようになってにぎやかになった。函館は待機児童がいないとは言っても困っている人が多い」と話す。

 姉妹店となる「やしの夢」は、市内鍛治1丁目1の16の住居に開設。夜間利用を望む保護者の要望を受けて準備を進め、児童福祉法上の認可外保育施設としての基準を満たす。必要に応じて、食事や就寝まで対応する。高橋さんは「残業や新年会への参加でも気軽に使ってもらいたい」とする。

 やしの夢の定員は19人。一時預かりの料金は、4、5歳児で1時間当たり500円(午後6〜10時、同10時からと午前0時から各100円ずつ加算、年齢によって異なる)。このほかに保険料、冷暖房費などの固定費、食事や寝具なども利用状況に応じて料金が発生する。月額利用の場合は2万5300円から。「やしの木」との継続利用での割引もある。

 当日でも空きがあれば対応するが、早めの予約を呼び掛ける。問い合わせはやしの夢(0138・87・2794)、やしの木(同87・2166)へ。

提供 - 函館新聞社

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