エバー航空のチャーター便が運航開始 関係者が横断幕で歓迎

update 2025/10/17 20:23


 台湾の航空会社「エバー航空」は17日、函館―台北のチャーター便の運航を始めた。秋の観光シーズン向けのチャーター便で、日本での販売はない。函館空港国際線到着ロビーでは、観光関連事業者でつくる「箱館会」のメンバーや市職員らが、歓迎を伝える横断幕を持ち、乗客約170人を笑顔で出迎えた。

 同社のチャーター便の運航は今年1〜2月以来。函館と台湾を結ぶ定期便は2012年から就航していたが、新型コロナウイルスの影響を受け運休している。運航スケジュールは11月10日まで計7往復する。所要時間は3時間10分〜4時間40分。

 午後1時40分ごろ、晴天に恵まれた函館空港に、台北発のエアバスA321が到着すると、関係者が到着ロビーで乗客を歓迎。22年から空港のほか、函館クルーズターミナル(若松町)で外国人観光客を出迎える活動を続ける「箱館会」は「函館へようこそ」と歓迎する横断幕を手にした。函館観光イメージキャラクターのエキゾーくんも駆け付け、記念撮影に応じた。同会の渡部十月哉幹事長(37)は「観光客が函館を周遊して魅力を発見し、函館を好きになってほしい」と期待を込める。

 また、市職員は、函館・道南の観光名所やグルメを紹介するパンフレット、函館山からの美しい夜景のポストカードをセットにし、乗客全員に手渡した。

 台北市内から友人と訪れた会社員のコウ・ペエンチェンさん(33)は、函館に来るのは初めてといい「五稜郭公園や大沼国定公園に行く予定。カニを食べるのも楽しみ」と笑顔を見せた。

 同社のチャーター便はこのほか、21、25、29日、11月2、6、10日に1日1往復する。

提供 - 函館新聞社

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