函館市内6施設の新愛称決まる 千代台公園野球場などネーミングライツ

update 2025/12/3 07:17


 函館市教委は、市教委所管施設に企業が愛称を付ける権利「ネーミングライツ」に関し、6施設の新たな愛称が決まったと発表した。千代台公園野球場が「テーオーオーシャンスタジアム函館」、亀田交流プラザが「北海道ハウスタウンプラザ」など。契約期間の開始はいずれも今月1日からで、終了は施設ごとに異なる。契約金額は年額45万円〜250万円(税別)。

 ネーミングライツは市財政の厳しさが増す中、市有施設を有効活用して新たな自主財源を安定的に確保し、財政運営の一助にするのが狙い。命名権を得た企業は、認知度の向上や商品名のPR、社会貢献のイメージアップにつながる。

 千代台公園野球場は、地元のグループ企業「テーオーホールディングス」が、年額230万円で2031年3月末まで契約を結んだ。愛称に「オーシャンスタジアム」を含めることが条件だったため「テーオー」の名前を付け加える形となった。千代台公園陸上競技場の命名権を得ていた造船業の「函館どつく」は「Hakodate Dock Sports Garden(函館どつくスポーツガーデン)」と名付けた。年額200万円、契約は30年11月末まで。

 また、道南うみ街信用金庫が函館フットボールパークを「うみしんフットボールパーク」(年額250万円)、池見石油店が西桔梗野球場を「どさんこパワースタジアム」(年額45万円)、北海道ハウスが亀田交流プラザを「北海道ハウスタウンプラザ」(年額230万円)と命名。3施設とも契約は30年3月末まで。加えて、三和防災が市民プールを「三和防災アクアウイングプール」に決め、年額190万円、29年3月末まで契約した。

 10月末には、マルゼンシステムズが市戸井地区の温泉とキャンプ場に新愛称を付けたほか、両施設を複合し募集した市民会館・函館アリーナは、マルナマ古清商店が優先交渉権者となっている。

 市は、前回応募のなかった千代台公園庭球場や市民の森の再募集、公民館、児童館、根崎公園ラグビー場などの募集も受け付けている。

提供 - 函館新聞社

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