桜庭選手「金メダルへ全力」 デフリンピック・ボウリング壮行会に100人
update 2025/10/10 07:32
11月に東京などで開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会」の女子ボウリング日本代表に選出された函館市の会社員、桜庭まどか選手(37)の壮行会が8日夜、市総合福祉センターで開かれた。桜庭選手は集まった約100人を前に「デフリンピックは夢の舞台。金メダルを目指して全力で臨む」と述べ、活躍を誓った。
桜庭選手は函館出身で、生まれつき聴覚に障害がある。現在は大樹生命函館支社に勤務している。壮行会は函館聴覚障がい者協会(石井昌子会長)が主催し、協会のメンバーや関係団体、家族、職場の同僚らが出席した。
石井会長が「日本代表に選ばれたのは仲間としてとてもうれしく、誇らしい」とあいさつ。「新たなステージに挑戦する桜庭選手をみんなで応援しよう」と呼び掛けた。
決意表明で桜庭選手は「これまで支えてくれた人への感謝を胸に、自分の持てる力を出し切る覚悟」と意気込みを語った。また、「私の挑戦は自分だけのものではない。函館市民、いつも支えてくれる家族や職場の仲間、応援してくれるすべての人のために頑張る。障害を持つ子どもたちに努力すれば夢はかなうということも伝えたい」と力強く語った。最後に出席者全員で両腕を振って「頑張れ」「勝てる」というサインエールを桜庭選手に送った。
デフリンピックは聴覚に障害があるアスリートの国際大会。4年に1度開かれ、国内では初開催。約80カ国・地域から約3000人の選手が出場し、陸上やバドミントン、バスケットボールなど21競技を行う。
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