木古内の教育環境充実へ 町がGCF立ち上げ、8日から寄付金募集

update 2025/9/30 07:34


 【木古内】町は、子どもの教育環境の充実を目的に、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)「きこない未来のこども夢ファンド(通称・きこファン)」を立ち上げる。寄付金の募集は10月8日から来年2月28日までとし、目標金額を100万円に設定した。

 少子化や人口減少に直面する中、教育の質を将来にわたり維持・発展させる目的で全国からの支援を募るGCFを企画した。寄付金はすべて町内の子どもたちのために充てる方針で、使い道として@主権者教育にかかわる取り組みA課題解決型学習の推進Bふるさと学の充実C学校内外の活動支援DICTなど学校環境整備−の5分野を設けた。学校教育だけでは得られない学びや地域協働の活動、従来の教育予算では賄えない取り組みを後押しする。

 寄付はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を通じて1口3000円から受け付ける。返礼品は設けないが、通常のふるさと納税と同様に税額控除の対象となる。

 GCFは町外から資金を集めやすい利点があり、プロジェクトを通じて町の取り組みを全国に発信するPR効果も期待できる。GCF立ち上げに尽力した藤沢義博教育長は「町内外みんなで木古内の子どもたちを応援する体制をつくり、これまでにない学びや体験の機会を提供したかった。学校の先生や子どもたちが主体的に発案し、資金を有効活用してほしい」と期待する。寄付金の使い道や活動報告は町教委の公式ホームページで公開し、透明性も担保する。

 問い合わせは町まちづくり未来課(01392・2・3131)へ。

提供 - 函館新聞社

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