地元企業の仕事体験 はこだて仕事フェスタ
update 2025/9/20 07:33
函館市は17日、市内・近郊の高校生に地元企業の魅力を知ってもらう体験型イベント「はこだて仕事フェスタ」を函館アリーナで開いた。松前や江差、七飯の高校も含めた10校の生徒851人が、地域の企業担当者から直接仕事内容を聞いたほか、さまざまな仕事を体験し将来への選択肢を広げた。
イベントは、大手就職情報会社が主催する「マイナビ進学ライブ2025」と自治体が連動して開催し今年で6回目。例えば、介護職に興味のある生徒が、気になった進学ブースで話を聞いた後、同じ会場で函館の介護事業所を知ることや、体験を通じ学びと仕事のつながりを同時に理解してもらうのが狙い。市内や札幌、東北の大学、短大、専門学校63校が入試情報などについて説明するコーナーを設けた。
体験ブースには、製造やホテル、交通、航空など地元企業17社が参加。自社の仕事を紹介する映像やパネルをはじめ、仕事道具を用意したり、中には制服や作業着を展示したりする企業も。自動車エンジニアや左官職人、キャビンアテンダントなどの幅広い体験を用意した。
また、市は今年から新たに短大や協会、企業と協力し、市子どもサービス課、市地域福祉課、市食産業振興課の3課がブースを設置。保育士や介護ロボットの体験、マジパン(洋菓子)づくり教室をテーマとするコーナーもあった。
赤ちゃんのだっこ体験をした松前高1年の石戸姫梨(ひめり)さん(16)らは「思ったよりも重かった」「興味を持った。もっと知りたい」などと答えた。菓子やスノードーム作り体験をした函大付属柏稜高1年の外崎学さん(15)は「自分の知らない世界を知ることができた。今後のためになった」と話した。
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