若い力で大門盛り上げ 学生祭が復活
update 2025/7/5 20:30
函館市内の大学生と高専生が企画した「大門学生祭」(実行委主催)5日、松風町のはこだてグリーンプラザで始まった。学生が中心となり、飲食や体験ブース、ステージではマジックやバンド演奏などイベントを盛り上げ、来場者を楽しませた。6日まで。
昨年6月に発足した実行委が、地域活性化と学生と地域をつなぐことを目的に、コロナ禍で中断していた学生主体の祭りを復活させた。
会場の飲食ブースでは、学生団体「函館てらこや」や「ビジネス企画研究室」がマーボー丼や水餃子などを販売。体験ブースでは、函館高専の「理系女子実験隊」がスライム作り、北大水産学部の「北水祭実行委員会」が魚の射的、「函館まちかど水族館」がめだかすくいなどを行い、親子連れでにぎわった。
市内港町から家族4人で訪れた畑山護ちゃん(6)は「魚の的に当てられてうれしかった。お菓子をもらえて楽しかった」と笑顔で話していた。
ステージでは、道教育大函館校の学生と理系女子実験隊がサイエンスショーを披露。函館で唯一の学生スカバンド「Fast Swinger」が迫力ある演奏でステージを盛り上げ、会場は大きな拍手に包まれた。
実行委代表を務める北大大学院修士課程1年の川村菜月さん(22)は「多くの来場者が楽しんでくれてうれしい。6日は地域の人の声を聞く企画や抽選会など充実した内容で、たくさんの人に来てほしい」と呼び掛けている。
最終日の6日は正午から午後5時まで。午後4時からは豪華景品が当たる大抽選会を行う。
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