9月28日道障がい者スポーツ大会 11年ぶり渡島で開催

update 2025/8/19 07:01


 公益財団法人北海道障がい者スポーツ協会や道、函館市など2市9町は9月28日、道内に住む身体、知的、精神障害者を対象とした「第63回北海道障がい者スポーツ大会」を渡島管内の4会場で開く。陸上競技をはじめ、バスケットボール、車いすバスケットボール、ソフトボールに参加する選手計283人がプレーを繰り広げる。

 大会は、障害者がスポーツを通じ体力の維持や増進、自立と社会参加の促進を図るとともに、道民の障害者に対する理解を深め、障害者スポーツを一層発展するのが狙い。1963(昭和38)年に苫小牧市で初開催し、その後、地方ごとに複数の市町村が共同で開催する持ち回り方式に変更。渡島管内での開催は、2002年と14年に次ぐ3回目。

 会場となるのは、陸上競技が千代台公園陸上競技場(函館市)、バスケットボールが北斗市総合体育館、車いすバスケットボールが鹿部町総合体育館、ソフトボールが八雲運動公園ソフトボール場。七飯町でのサッカーと森町で予定されたフットソフトボールは、参加チームが集まらず中止となった。

 函館市によると、参加選手(参加申し込みは終了)は10代から90代までいるといい、市内からは約90人が参加する。100メートル走やスラローム走、ユニバーサルリレー、走高跳、砲丸投などの記録を競うほか、団体競技はチームメートと力を合わせる。各会場での応援や観覧は誰でも無料。周辺では障害者施設が菓子や手芸品の販売も予定する。

 大会実行委事務局の市は、開催経費の一部負担金として、今年度予算に520万円を措置した。市障がい保健福祉課は「大会に興味を持って見学に来てほしい。障害者スポーツの普及につなげたい」と来場を呼び掛ける。

 大会に関する問い合わせは、主催団体の同協会(011・261・6970)へ。

提供 - 函館新聞社

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