松前漬け多彩に変身、レストランメニューお披露目

update 2016/2/23 10:14


 3月18日から函館市内の飲食店5店を舞台に期間限定で開かれるフェア「函館CLUB REDレストラン」で提供するメニューが22日、函館市役所でお披露目された。全国の新進気鋭の若手料理人と函館のシェフがタッグを組み、松前漬けをテーマとしたグルメを開発。伝統総菜を粉末化し、バターやソースに混ぜるなど斬新なアイデアで新たな食し方を提案する。

 次世代を担う若手シェフの発掘を目的に、全国の35歳未満の料理人を対象としたコンテストを開く「RED U―35実行委」の主催。若手料理人に活躍の場を与えるとともに食を通して地域活性化に貢献しようと、来月の北海道新幹線開業に合わせ、全国で初めて開催される。

 この日は、企画に携わった9人のシェフがオリジナル料理を発表した。フランス料理店「ロワゾー・パー・マツナガ」(柏木町)の松永和之さんは、東京のオーストラリア料理店の新田見麻菜さんと共同で「松前バター」を開発。松前漬けのイカやガゴメコンブを乾燥させて粉末化し、バターに混ぜたもので松永さんは「松前漬けの味がしながらも驚きの感覚で味わえる」と自信をのぞかせた。

 このほか、シェフが二人一組となって考案した、道南の食材をふんだんに盛り込んだ「ご当地サラダ」などが紹介された。

 フェアは5月8日まで。

考案した料理は、各飲食店のコースメニューの一部やアラカルトメニューとして提供する。その他の参加店は次の通り。

 ル・クリマ函館(元町)▽センティール・ラ・セゾン函館山(同)▽はこだてビール(大手町)▽二代目佐平次(五稜郭町)

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです