新幹線効果鮮明 函館市上半期の観光入込客数、45万人増の366万人

update 2016/12/6 09:05


 函館市は5日、本年度上期(4〜9月)の観光入り込み客数(推計値)を発表した。前年同期比約45万4000人(14・1%)増の約366万5000人で、北海道新幹線開業効果が大きく数字に反映された。360万人台は2003年度以来で、下期(10〜3月)が昨年度並みの173万6000人で推移すれば、過去最多の年間540万人台突破も視野に入った。一方、外国人宿泊客数は国際線の運休などの影響で同2万2980人(12・5%)減の16万838人となった。

 各交通機関別の利用客数などから推計した。上期の入り込み客数は初めて年間で500万人を突破した1991年度の394万2000人が最多で、年間では98年度の539万2000人がピーク。上期としては96〜99年度は380万人台で推移し、本年度は2000年度以降で最多となった。

 交通機関別にみると、JRは同約30万人(43・7%)増の99万7700人で、15年度の年間値(99万9000人)に肉薄。バスは143万4100人、乗用車は64万4800人、フェリーやクルーズ客船の船舶は19万2000人で、いずれも前年同期を上回った。航空機は、国内線はほぼ横ばいだったが中国2路線の運休など国際線の減少もあって、前年同期比4・3%減の39万6100人だった。

 月別では各月で前年同月を上回り、特に5月は19・4%増と2割近く伸びた。ピークは8月の75万5100人で、JR各社による「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」などの効果が大きかった。道内客は122万8400人、道外客は243万6300人、構成比は2・8ポイント増の66・5%とやや伸びた。宿泊客は226万1300人、日帰り客は140万3400人だった。

 一方、市内主要宿泊施設への聞き取りでまとめた訪日外国人宿泊客数は減少に転じた。台湾が前年同期比1万610人減の9万6970人、中国が9102人減の2万5364人、香港3422人減の5026人など、8カ国中6カ国が減少。新千歳空港への定期便が就航したマレーシアは2446人増の4447人と大幅に伸びた。市観光企画課は「運休に加えて、国内客が増えたため、ピーク時に団体客の予約が取りにくい状況があった」とする。

 下期は近年、外国人観光客が下支えして増加傾向にあり、今月23日の中国・西安線、来年2〜3月の成田、関空線就航のほか、2017年冬季アジア札幌大会開催など、国内外の観光客増加が期待できる要素がある。同課の本吉孝年課長は「新幹線の開業効果で関東や東北などから多くの人に来ていただいた。10月以降も各観光施設は好調に推移している。過去最高となる年間540万〜550万人台も期待している」と話している。

提供 - 函館新聞社

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