池崎選手に函館市が栄誉賞贈る

update 2016/11/26 09:13


 リオデジャネイロ・パラリンピックのウィルチェアー(車いす)ラグビーで銅メダルを獲得した函館市出身の池崎大輔選手=札幌市在住=に25日、函館市から市栄誉賞が贈られた。池崎選手は「このような賞をいただき大変光栄。これからもたくさんの人に感動を与えられるように頑張りたい」と受賞の喜びを語った。

 池崎選手は函館在住の6歳のときに手足の筋力が徐々に低下していく難病シャルコー・マリー・トゥース病を発症。岩見沢高等養護学校2年で車いすバスケットボールを始め、2008年にラグビーに転向。12年のロンドンパラリンピックでは4位、リオではパワーとスピードを発揮し、日本代表のポイントゲッターとして活躍。悲願の銅メダル獲得に大きく貢献した。

 函館市役所で行われた栄誉賞贈呈式では、大勢の職員が出迎え祝福した。工藤寿樹市長は「函館市民に夢と感動を与えてくれた。市民を代表してお祝いしたい」と述べ、池崎選手に賞状と記念品を手渡した。工藤市長が競技についてさまざまな質問をすると、池崎選手は「コンタクトスポーツでタックルなどが魅力。ポイントを取るためには体以外にも頭を使う繊細さもある」と説明し、終始和やかに歓談した。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです