新幹線周遊プランで最優秀賞、函教大の勘田さん、児玉さん

update 2016/11/3 09:42


 学生を対象とした北海道新幹線を使った旅行企画のアイデアコンペ(道、青森県主催)で、道教育大函館校3年の勘田祐花さん(21)と児玉香織さん(20)のプラン「3つのまちあるきと、地元で愛される食やスイーツを楽しむ旅」が最優秀賞に決まった。青森滞在をメインにした2泊3日のコースで、2人は「青函の魅力を発信するきっかけになれば」と喜んでいる。

 勘田さんは北斗市、児玉さんは秋田県出身。国際地域学科で学ぶ2人は友達同士で、授業の一環でアンケートを取るため新函館北斗駅に足を運び、新幹線を見るたびに青森に行ってみたいという思いに駆られたという。青森出身の学生も多く、アドバイスを得られる好環境にあることからプラン作成に挑んだ。

 青森出身の学生にお薦めの観光ポイントを聞くなどし、プランは地元の人々の暮らしぶりに触れられるまち歩きを重視。各地の食を満喫できる行程も盛り込み、時刻表とにらめっこしながら1週間かけて考案。交通費や宿泊代込みで5万円以内に抑え、お得感を出した。最優秀賞の知らせに2人は「うれしかったけれど、驚いた。周りの人たちの協力のおかげ」と笑顔を見せる。

 2人は今月17〜19日に考案ルートを周遊し、ガイドブック制作に協力。ガイドブック(A5判40ページ、1万部)は来年2月に発行予定。引き続き12月2、3の両日、函館と青森で青函の魅力をバトル形式でPRするトークイベントに参加。周遊やトークの場面を収録し、15分間のテレビ番組にして来年2月に放映する。

 周遊プランは1泊2日コース、2泊3日コースとも各10組が応募、道や県職員14人がプランの斬新さや実現可能性などを審査した。道南からの受賞は2人のみだった。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです