「ミセナカ書店」函館初開催

update 2016/9/11 09:53


 函館市内の飲食店や美容室などの店主、店員が選んだ本を、その店の一角で展示する「ミセナカ書店」が30日まで、市内7店で開かれている。函館では初開催で、各店こだわりの絵本や雑誌、書籍を並べ、来店客と本を通じた交流につなげる狙いだ。

 ミセナカ書店は今年、道内7市で展開する「北海道ブックフェス2016」(実行委主催)の一環。同フェスは2010年、札幌ブックフェスを前身にスタートし、毎年9月に道内各地で本にまつわるイベントを開いている。

 函館ではカフェのまるたま小屋(元町2)、のらいぬカフェ(入舟町11)、スモッカ(柳町6)、私設ギャラリーのアトリエ・フィオーレ(元町17)、コーヒー専門店のピースピース(末広町18)、美容室のヘアアトリエ・フェリーチタ(豊川町6)、パン店のちいさなしあわせパン☆(五稜郭町18)の7店が参加。一部店舗では展示した本の販売にも応じている。

 函館開催を企画した市内の古書店経営、松井真佐子さん(45)は「本がお店とお客さまの出会いや交流を深めるきっかけになれば」と期待する。企画と連動したスタンプラリーでは、参加店と本について交流すると応募はがきにスタンプ1個がもらえ、3店のスタンプを集めて応募すると、各店のお薦め商品が入ったお楽しみ袋が抽選で当たる。

 24、25の両日には、松井さんらが同フェスと連動した「元町BooK(ブック)祭り」をまるたまスクエア(元町2)で開く予定で、現在、24日(午前11時〜午後4時)の参加者を募集している。先着10店で、出店料500円。松井さんは「本好きが集まり、のんびりと同じ時間を過ごせるような内容を目指したい」と呼び掛けている。

 問い合わせはまるたま小屋(0138・76・3749、火、水曜定休)へ。

提供 - 函館新聞社

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