来年2月に「はこだて美食フェスタ」初開催

update 2016/8/27 09:43


 函館市は来年2月中旬に函館アリーナを会場とした食のイベント「はこだて美食フェスタ」を初開催する。飲食店情報サイト運営大手「ぐるなび」(東京)が主催するイベントに合わせた取り組み。地域の食材の魅力を発信する内容とする考えで、「美食の街・函館」のイメージを定着させて、にぎわいの創出につなげたい考えだ。

 9月1日開会予定の第3回定例市議会に提出する一般会計補正予算案に開催経費1000万円を計上。2分の1は国の地方創生推進交付金活用を見込み、市は地域振興基金から100万円を繰り入れる。

 市経済部経済企画課によると、2017年度から本格的に「食の産業化」を目指す施策を進める考えで、フェスタはキックオフイベントとの位置付け。地域の食材、飲食産業や生産者ら食にかかわる人材、地域の教育機関などを連携させ、食の魅力を軸に地域を活性化させる。

 「ぐるなび」は道と包括連携協定を結んでいるほか、今年3月に函館と全国の若手料理人が函館・道南の食材で新メニューを提供する催しを展開した。同社が食の街の魅力向上につながるイベントを企画しており、市の施策の方向性も合致することから、「美食フェスタ」の開催を決めた。

 来年2月18、19日の2日間を予定し、主に市民に向けて、地場産の食材の発信や食育につながるような内容を今後、検討していく。

 市内では西部地区で年2回行われる「バル街」や食の祭典「はこだてグルメサーカス」など、市内外に発信できる食にかかわるイベントが充実。新鮮な海産物を中心に、食のイメージは観光客の来函動機の重要な要素になっている。同課は「『美食の街』としての魅力を高め、交流人口の拡大にもつなげたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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