夏休みエンジョイ 各地でイベント

update 2016/7/25 09:45


 各学校が夏休みに入って初めての日曜日となった24日、道南各地ではさまざまなイベントが開かれた。涼しく過ごしやすい気候の中、各会場は多くの家族連れや観光客らで熱気に包まれた。

●巨大コロッケ 胃袋に

 ○…厚沢部町では、夏恒例の巨大コロッケづくりが、同町役場前駐車場で行われた。1000人分が完食する人気ぶりで、大勢の家族連れらを楽しませた。

 巨大コロッケは、第13回あっさぶふるさと夏まつり(実行
委)の目玉企画で、厚沢部発祥のメークインをPRしようと毎年実施。桧山南部食用馬鈴薯生産組合(外崎明組合長)がメークイン250キロを、江別製粉が桧山南部産の小麦粉「きたほなみ」25キロを無償提供した。

 コロッケは厚沢部商工会青年部(香川直樹部長)らが協力し、福島伸之さん(49)と倉谷守男さん(46)が成形。直径2メートル、厚さ5センチ、約300キロの巨大な種をクレーンで吊り上げ、250リットルの油入りの特製鍋で10分ほど揚げ、小分けしたものを来場者に無料で振る舞った。

 両親と来場した江差町の竹ヶ原未希さん(10)、咲良さん(6)姉妹は「イモの味と衣のサクッとしているところがおいしい」と満足の様子。香川部長(39)は「多くの人に喜んでもらえてうれしい」と笑顔だった。

●ツブ拾い ビーチに歓声

 ○…福島町では、海峡横綱ビーチ(月崎23)で、多彩なゲームなどを展開するイベント「マリンフェスタ」(町観光協会主催)が開幕。町内外から多くの海水浴客が訪れ、新鮮な町産のツブ拾いや砂浜に隠された景品を探す宝探しなどを楽しんだ。

 レジャーやスポーツなど多彩な用途で、砂浜の海水浴場を満喫してもらいたいと毎年開催している。

 この日は、大ぶりのツブ40キロが浅瀬に投入され、子どもから大人まで多くの参加者が「あった!たくさん獲れて面白い」と、目を輝かせながら袋いっぱいに戦利品を詰め込んで持ち帰っていた。

 マリンフェスタは、8月14日までの毎週日曜日に開かれる。31日はビーチバレー大会の開催を予定している。遊泳時間は午前10時〜午後4時で、温水シャワーを完備している。

●アジサイ 涼しげ

 ○…道内最大規模のアジサイ園がある函館市上湯川町の総合公園「市民の森」では、毎年恒例のアジサイフェスタ(市住宅都市施設公社主催)が開かれた。来場者は涼しげに咲く色とりどりの花を眺めながら、多彩な催しを楽しんだ。

 同公園には約20種1万3000株のアジサイが植栽されており、現在は白い大きな毬状のアナベルや青いホンアジサイなどが見ごろを迎えている。主催者によると今年の生育は平年並みで8月下旬ごろまで楽しめそうだという。

 イベント会場には、焼きトウモロコシや焼き鳥などの屋台がずらりと並び、リース作りやクイズラリーなど多彩な催しが開かれた。中でもボランティア団体「アジサイサポート隊」による挿し木体験会のコーナーには大勢の人が集まり、スタッフから剪定方法や育て方のアドバイスを受けていた。

 両親と訪れた市内美原の下田佳歩ちゃん(4)は「水色のアジサイがとってもかわいかった」と笑顔で話していた。

提供 - 函館新聞社

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