被災地で心のケア 熊本地震で函館赤十字病院、看護師が初の派遣

update 2016/5/11 10:29


 函館赤十字病院(函館市堀川町6、平田康二院長)の看護係長常田智子さん(42)が、熊本地震被災者の心のケア活動を行う日本赤十字社北海道支部の心のケア班派遣要員に任命され、10日、函館を発った。

派遣先は熊本県西原村で、15日まで現地に滞在して支援に当たる。今回の震災に対し、同院からの派遣は初めて。

 心のケア活動は、避難所で生活する被災者の健康チェックをしながら不安や心配ごとを聞き取り、必要な支援へとつなぐ役割を担う。

 常田さんは現在、内科・整形外科病棟の看護師として活躍。2006年に心のケア活動の研修を受けており、11年の東日本大震災では岩手県釜石市や陸前高田市に計3回派遣され、支援活動を行った。

 今回で2度目となる被災地派遣に、常田さんは「要請があればいつでもいけるよう心の準備をしていた。被災者の心に寄り添って支援していきたい」と任務遂行を誓った。

提供 - 函館新聞社

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