鉄山町に巨大庭園計画

update 2016/3/26 10:23


 国際的な庭園デザイナー石原和幸さん(58)=石原和幸デザイン研究所代表=は25日、函館市鉄山町45のゴルフ場跡地を利用して、33ヘクタールの巨大庭園「チェルシーフラワーガーデン」を整備する計画を明らかにした。6月には「チェルシーフラワーホテル函館」(全61室)がオープン予定で、ホテルと庭園の一体的な運営を行う。国内最大規模の広さとなる見通しで、2018年秋のグランドオープンを目指し、今年から整備が進められる。

 石原さんは世界最高峰のガーデニングショー「英国チェルシーフラワーショー」で数々の受賞歴を持つ。北海道新幹線開業を記念したJR函館駅内のオブジェ「はこだて桜タワー」を手掛けた。

 同ホテルの山本英生統括本部長によると、敷地は函館空港から車で15分ほどに位置する「アラン・チャールズゴルフ&リゾート函館」跡地。旧来の施設を改装したホテルが6月にオープンを予定し、ホテル周辺の33ヘクタールで石原さんが庭園整備をプロデュースする。

 庭園敷地のうち、13・2ヘクタールにはシバザクラを植え、日本一の広さとなる見通しだという。今年から土壌改良などを順次進め、17年夏の一部オープン、18年秋のフルオープンを目指す。石原さんは「函館駅のオブジェを皮切りに、函館のまち全体を花のイメージに変えていきたい」と話した。

提供 - 函館新聞社

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