10月に縄文世界遺産登録5周年の記念講演会 函館市主催 新年度予算案計上

update 2026/3/12 07:51


 函館市教委は10月、史跡大船遺跡(大船町)と史跡垣ノ島遺跡(臼尻町)が構成資産の「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産登録となってから5周年になるのを記念した講演会を開催する。加えて、5周年を契機に世界遺産本部や道などの関係機関と連携したイベントを実施し、縄文関連施設の来場者増と市民が遺跡を誇りに思い地域への愛着が増すことにつなげる。

 縄文遺跡群は、北海道や青森、秋田、岩手の4道県17の遺跡で構成。2021年7月27日にユネスコ世界遺産委員会が、世界遺産一覧表に記載を決議した。

 市主催で10月に市内で開く予定の講演会は、世界遺産の専門家を招く。また、登録日直近の日曜の7月26日は市縄文文化交流センター(臼尻町)を無料入館日とする。通常は大人300円、学生・児童150円。市教委によると、史跡垣ノ島遺跡を会場とする「はこだて縄文まつり」が例年通り秋ごろに実行委との共催で開くとともに、登録5周年を記念したさまざまなイベントが市内各所で行われるという。

 両遺跡と同センターの入場者数の合計は、22年度の10万9819人をピークに、23年度は8万8751人、24年度は8万150人、25年度(2月末時点)は6万6249人と下降傾向。バス運転手の不足を背景に市東部地区にある縄文関連施設へのアクセスが低下し、観光客や市民が足を運びづらくなっている現状もある。

 市教委は新年度予算案に事業費100万円を計上。内訳は講演会の開催経費に78万円のほか、道や各団体が実施する記念事業に共催団体として参加する際、来場者に配布するノベルティグッズの作成などに掛かる経費6万円、広告料14万円。

 市教委文化財課は「縄文遺跡群に関心を持ってもらうことで、両遺跡と同センターへの来訪者が増えるのを期待する。さらに遺跡の価値や文化遺産の保存に対する理解が進むことにもつながる」としている。

提供 - 函館新聞社

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