雪の下キャベツ丸々 高坂農園で出荷進む

update 2026/1/24 07:44


 【北斗】高坂農園(市千代田、高坂重勝代表)で、雪の下で寝かせた「雪の下キャベツ」の出荷が進んでいる。寒さに耐え、うま味を凝縮した大ぶりなキャベツを、雪の中から丁寧に掘り起こしている。

 高坂さん(54)は「冬駒」という品種を90アールで栽培。収穫したキャベツを昨年11月下旬に畑の中で寄せ集め、その上に雪が降り積もり、0度前後で保温されてうま味が増す。12月は雪が少なく、雨も降るなどしたが、今月中旬以降の降雪で、ようやくキャベツが雪に覆われる状態になった。高坂さんは「あと20〜30センチの降雪がほしい」と話す。

 年明けから出荷を始め、2月中旬まで1万5000玉の出荷を見込む。畑での掘り起こしは天候を見て週2回程度行い、自宅倉庫で家族6人が日曜を除く毎日、外葉むき、選別、カット、ラッピング、値付けの作業に取り組む。函館・近郊のコープさっぽろやイオン、道南ラルズの店舗に並ぶほか、札幌での食品宅配サービスにも利用されている。

 高坂さんによると、昨夏の大雨で畑に植えた苗が被害を受け、出来上がったキャベツは傷んだものが多く数量も少ないという。高坂さんは「昨年は本州の猛暑の影響で価格がかなり高騰したが、今年は落ち着いている。硬い品種なので、生でもいいが、加熱して食べるのがお薦め。しゃぶしゃぶに入れる細切り(白髪ネギ)に替えてキャベツの千切りにするとおいしい」とPRしている。

提供 - 函館新聞社

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