函館真昆布の魅力伝える 「新撰組」がラーメン総選挙に再挑戦

update 2025/11/17 20:35


 函館市内のラーメン店やコンブ漁師の有志らでつくるグループ「函館真昆布新撰組」(佐藤裕治代表)は26日から、東京都新宿区の大久保公園で開催するラーメンイベント「日本ご当地ラーメン総選挙」(実行委主催)の本戦に出店する。昨年に続き2回目の挑戦で、地元の真昆布をふんだんに使った函館ラーメン「コブとり中華そば」を提供し、優勝の栄冠を目指す。

 佐藤代表(45)らは、生産量、生産高がともに日本一を誇る函館産のコンブの価値と魅力を幅広く発信するため、昨年6月にグループを結成。市椴法華地区でコンブ漁師に感謝の気持ちを込めた特製ラーメンの振る舞いや勉強会の開催、被災地での炊き出し活動も行う。昨年の総選挙は3位入賞だったが、今年はウェブ予選を1位で突破。本戦に向け最高の弾みを付けた。

 桔梗3のラーメン店「めんきち」の店主の佐藤代表は、創業当時からラーメンのスープ作りに函館真昆布を使用。コンブ漁師から直接買っているといい「函館真昆布は栄養豊富。コンブを使う飲食店は地域にいっぱいあるので、ともに発信し盛り上がってほしい」と願う。

 総選挙で提供するラーメンには、グループのメンバーでコンブ漁師の岡山潤也さんが手掛けるビストロ昆布や、チャーシュー、梅ショウガなどが入る。自店でもほぼ同様のメニューを出しており、総選挙に向け「誰が食べても体がおいしいと感じるように仕上げた。函館真昆布を一人でも多くの人に知ってもらえるように精一杯おいしいラーメンを作ってくるので応援してほしい」と力を込める。

 イベントは30日までの5日間で、午前11時〜午後9時。佐藤代表らがブースに立つ。同グループのほか、予選を通過した京都、静岡、新潟、宮崎、石川、札幌、福岡、栃木、前回優勝チームの福島の特製ラーメンが集う。全店共通食券制で、1杯1100円。来場者が1杯食べることで1票の投票をすることができる。

提供 - 函館新聞社

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