赤カブ丸々 JA函館市亀田女性部が漬け込み

update 2025/10/31 20:16


 JA函館市亀田女性部(佐藤和子部長、部員37人)は、冬の味覚赤カブ漬けの漬け込み作業をJA加工施設(函館市昭和4)で行った。部員が函館産の色鮮やかな赤カブを丁寧に手でカットするなどし、340キロを漬け込んだ。出荷は12月19日を見込んでいる。

 女性部は1992年から在来種の赤カブ(通称・亀田赤かぶ)の漬物(酢漬け・酢みそ漬け)を毎年10月下旬〜11月上旬に漬け込み、45日間寝かせ、出来上がった漬物を「真紅(まっか)な真実」の名称で得意先だけに販売、一般販売はしていない。

 10月29日は、部員7人が包丁で葉や根の付け根をそぎ落とし、4分の1〜6分の1の大きさに切り、重さを測りながらたる(1たる20キロ)に詰め、酢やザラメ、しょうちゅう、塩、みそで味付け。亀田赤かぶは切ると白地に鮮やかな赤みが差し、漬けると食紅なしでさらに鮮やかな赤に変色する。播種(はしゅ)は8月中旬、収穫は10月中旬に行い、収穫後に天日干ししてうま味を引き出す。

 佐藤さん(60)は「今年は生産者によって順調に育ったり、発芽不良になったりと生育はまちまち。色、大きさ、形はそろっており、おいしい漬物ができることを期待したい」と話す。

提供 - 函館新聞社

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