全日本体操種目別跳馬出場の舩越(ALLES体操クラブ)が市長表敬
update 2025/10/29 07:34
11月13日から高崎市で開かれる体操の第79回全日本種目別選手権の跳馬競技に出場するALLES体操クラブの舩越皇佑(こうすけ)(函大有斗2年)が27日、函館市役所を訪れ、大泉潤市長を表敬訪問した。舩越は「持っている力を発揮する」と誓い、大泉市長らから激励を受けた。
同クラブの田中琢也代表(ラ・サール教諭)、松林静輝(よしき)コーチが帯同。同大会跳馬の出場資格者は動画による映像審査で36人を選考。松林コーチによると函館の高校生が同大会に出場するのは初めて。今大会中高校生は3人で、船越は全体で30位の成績だった。
舩越は小学1年から体操を始め、跳馬では2023年に道ジュニア選手権で準優勝、インターハイ道予選では昨年準優勝、今年は優勝に輝いている。今年はJOC大会で3位入賞した。
映像審査は2つの技が必要で、今月4〜8日に行われた。船越は得意とするドリッグス(側転とびにひねり前方伸身宙返りが入る)に加え、ローチェ(前転とび前方かかえ込みで2回宙返り)を体得したことで挑戦を決めた。「ローチェの着地はまだ完全ではなく、審査通過は予想してなかったので驚いた」と振り返る。
映像を見た大泉市長は「すごい」と驚き「優勝目指して頑張ってほしい」、市教委の土生明弘生涯学習部長の「目標は」の問いに「予選で自分らしい演技をやり切る。予選通過しなくても来年は決勝に進めるようにしたい」と意気込んだ。
中川コーチは「無心で挑み、自分の力を120%出し切るように」、田中代表は「けがをせず、周りに飲み込まれないように」と声を掛け、舩越は「今回の経験は大きい。着地をしっかり決めたい」と応えた。
同種目には日本代表の南一輝(エムズ体操クラブ)らが出場。試技は一つの技で1回ずつ。2つの平均点で争い、上位8人が決勝に進む。
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