函館競輪、売上額が開設以来最高424億円 オールスター競輪けん引

update 2025/12/14 21:18


 函館市競輪事業部によると、今年度の市営函館競輪の車券売上実績は、開設以来最高額の424億6619万1700円を達成した。同競輪場では初開催でGTとしては13年ぶりとなったオールスター競輪(8月12〜17日)が数字全体をけん引したほか、好調なインターネット販売が増加につながった。

 これまでの最高額は、特別競輪(GU以上)の「ふるさとダービー」があった1993年度の353億1270万9500円。昨年度は320億3615万円だった。今年度の当初予算は348億円だったが、上回る売り上げを見込んだため、9月中旬に地方自治法の規定に基づき弾力条項を適用。予算額を433億円に上方修正した。

 今年度のレースは4〜11月に63日間を予定通りに開催。入場者数(本場)は、6万3267人。売り上げは、本場が2億2556万円、競輪公式投票が49億1525万円、重勝式投票が4496万円、民間ポータルサイトなどのインターネット販売を含む臨時場外が372億8040万円だった。

 レース格付けの中で最高峰のGTの函館開催は、2012年度の「高松宮記念杯競輪」以来の2回目。地元選手の出場や、タレント・俳優の松岡昌弘さんが大会のメインアンバサダーを務めるなど注目を集め、入場者数は6日間で計3万3463人、売り上げは158億9895万円を記録した。

 このほかの売り上げ合計でみると、FTナイターは109億7391万円、FUナイターは45億5878万円、FUミッドナイトは110億3452万円だった。

 同部事業課は「特別競輪を開催したことで、好調な売り上げだった。大変喜ばしい。来年度のGTグレードのレース開催はないが、一層競輪ファンが増え、売り上げが伸びるのを期待したい」としている。

提供 - 函館新聞社

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