七飯町議会、日台友好議員連盟を設立
update 2025/9/10 21:01
【七飯】七飯町議会は10日、台湾との友好関係を深める目的で「七飯町議会日台友好議員連盟」を設立した。同日、町役場内で開かれた設立総会には14議員全員が出席。会長に田村敏郎氏、副会長に川上弘一氏を選出した
道内の日台友好議連は釧路市、札幌市、道議会などにあり、道南では函館市、厚沢部町に次いで3例目となる。
設立総会には、台湾の在日大使館にあたる台北駐日経済文化代表処札幌分処の粘信士処長が来賓として出席した。連盟の設立が決まると参加者全員が拍手でたたえた。田村会長は「目的は台湾と七飯町との友好親善の促進。事業を展開し、深い絆で結ばれますように努力していきたい」とあいさつした。
関係者によると、設立のきっかけは今年7月。札幌市で木下敏議長らと粘処長が出会ったことだという。粘処長は「こういう議員連盟などがあると、道と台湾の友好交流もより深くできる」と期待する。粘処長によると、昨年の来道者数は台湾人は約60万人で2位で、特に台湾人は函館空港を利用しているという。
粘処長は七飯町について、リンゴのふるさと、大沼は名曲「千の風になって」で有名な故・新井満さんがインスピレーションを受けた地などと高く評価。その上で「PRすればもっと多くの人が来ます」と話した。橋渡し役となった木下議長は「東日本大震災の後、日本に最初に入ってきてくれたのが台湾の人たちです」と感謝を語った。今後は自治体同士の提携などにもつなげていきたいという。
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