13台山車が巡行 「姥神大神宮渡御祭」9日から

update 2025/8/7 20:06


 【江差】道内最古の祭りとして知られ、道の無形民俗文化財にも指定されている伝統行事「姥神大神宮渡御祭」が、9日から11日まで町内で行われる。

 祭りは、ニシン漁を終えた夏、豊漁への感謝を込めて始まったとされ、13台の山車(やま)がみこし行列とともに町内を練り歩く。豪華な光景は、江差の三大まつりの一つとして町民や観光客に広く親しまれている。山車は京都・祇園祭の流れをくむおはやしの調べに乗って巡行し、町の中心部を彩る。

 初日の9日は宵宮祭として、各町内で飾り付けを施した山車が姥神大神宮へ集結。魂入れの儀などの神事を経て、地元を巡る。

 10日、11日と本祭を行い、今年は下町巡行の見せ場や上町巡行での柏森神社での折り返し時間を確保するため、巡行の出発時間を15〜20分繰り上げた。

 下町巡行は10日正午から開会式と祭りばやしコンクールを実施した後、午後0時45分に出発する。いにしえ街道を中心に巡行が始まり、同7時15分ごろからは愛宕町商店街に山車が勢ぞろいする「見せ場」が始まる。同9時ごろには山車が同神宮前に到着し、同10時すぎから宿入之儀を行う。

 11日の上町巡行は午前11時に祭りばやしコンクールの表彰式を行った後、出発。海岸町や南が丘などを巡り、午後9時ごろ新地町の繁華街に山車が集まり、祭りはクライマックスを迎える。祭り期間中は巡行に合わせて交通規制を行う。問い合わせは江差観光コンベンション協会(0139・52・4815)。

提供 - 函館新聞社

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