アートでまちを明るく 学生団体がうみ街信金湯川支店に装飾 クリスマス照らす
update 2025/12/8 20:26
函館の学生団体「ISARIBI with(イサリビウィズ)」は5日、アートで街並みを明るくしようと、道南うみ街信金湯川支店(湯川町2、伊藤修悟支店長)の窓ガラスにイルミネーションライトを取り付けた。クリスマスシーズンを照らす。
同団体は2023年4月に、市内の大学生、大学院生、高専生が集まって活動を開始。現在約70人が活動している。今回の取り組みは、活動の一つの「活きる空き」プロジェクトで、メンバーは11人。古民家のシャッターに絵を描くなど、函館をより魅力的な街にする活動を進めている。
同信金の協力を得て、11月に湯川支店の窓ガラスに、簡単に消すことができるクレヨン状の固形マーカー「キットパス」で、絵を描いた。
5日は、道教育大函館校1年の畠中和心さん(19)を中心に、同校生と函館大の学生計4人が絵を描いた窓ガラスにイルミネーションライトの取り付け作業を行った。
参加した同校2年生の三浦なず菜さん(19)は「学校や会社帰りに安心して『ただいま』と言えるのが明るい街だと思う。湯川がそんな街になれば。湯川支店の窓に描いた絵に装飾を施すことで、物理的な明かりを灯し、もっと街を明るくできると思う」と話す。
メンバーは今後、「活きる空き」プロジェクトを市内のいろんな地域に広げていきたいという。
同信金の原公俊上席調査役(57)は「学生だからこそ生み出せる柔軟な発想だと思う。函館をもっと良い街にするという学生の思いを、今後も応援していきたい」と話している。
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