渡江のミカン届けたい 福島町出身の渡辺さんが販売

update 2025/8/7 20:04


 【七飯、福島】福島町出身で愛媛県西予市のかんきつ農家、渡辺真穂さん(26)が2、3の両日、七飯町の道の駅なないろ・ななえで出張販売を行った。自ら育てたミカンの果汁100%ジュースやゼリーを並べ、来場者に本場の味を紹介した。

 渡辺さんは、西予市の渡江(とのえ)地区で味わったミカンのおいしさに感動。2022年に夫婦で同市へ移住し、夫は地域おこし協力隊員としてかんきつ農家に従事した。今春に独立して就農し、同地区に「とりこ農園」を開業した。園名には「みんながとりこになるほどおいしいミカンを作りたい」との思いを込めたという。

 古里、道南でも渡江のミカンの味を広めたいと、出張販売を企画。7月中旬からは、木古内町の道の駅みそぎの郷きこないや函館市内のグランディールイチイにも出店した。

 なないろ・ななえでは、入り口近くに売り場を設け、福島町時代の友人、花田千夏さん(27)が販売を手伝った。2日間とも厳しい暑さの中、多くの人がジュースやゼリーを買い求め、3日午後には用意した分が完売した。

 渡辺さんは「もっと渡江のミカンを知ってもらいたい。将来的には道南にも販路を広げ、育てたミカンや加工品を直売する店を出したい」と夢を語っていた。

提供 - 函館新聞社

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