しかべ間歇泉公園 昨年度の来場者や売り上げ過去最高に

update 2025/7/4 07:18


 【鹿部】道の駅「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」の昨年度の来場者数、物販の売り上げ、入園料がいずれも過去最高となった。全体の売り上げも初の1億5000万円超えとなった。しかべ間歇泉発見100周年の大型イベントや新名物の開発、季節ごとの新メニュー、飲食ブースの新規オープンなどが功を奏した形で、今後は地元事業者、漁業者、町民と連携し、さらなるおもてなしに努めるとしている。

 同公園によると、来場者数は前年度4万5827人増の45万2866人に達した。入場者増加により、併設されている「うまいもの館」の海産物などの物販の売り上げは同1797万5773円増の1億4956万1126円、有料エリアの入園料は386万8751円増の1786万2151円。全体の売り上げはも、2977万8429円増の1億7535万7182円と、初の1億5000万円超えとなった。

 好調の要因として、しかべ間歇泉発見100周年の記念イベント、100周年を記念しオープンした新名物「湯けむり処しかべ焼き」、お祝いムードを演出した冬季イベント「鹿部味わい市」「道の駅9周年祭」などが挙げられる。

 これらのイベントの効果で2月には約3000人、3月にも約2700人が同公園を訪れたとみる。地元の漁業者や水産加工業者、町民らの協力で開催できた食のイベントやタラコ食べ比べ、ホタテガンガン焼き、焼きガキなども訪れる人に好評だったという。

 今後の取り組みとして、イベント、新メニュー、新商品の開発に加えて、地元の事業者、漁業者、町民と一層連携をしながらにぎわいの創出を目指す。同公園の奥谷祥代店長は「町民の皆さんにも楽しんでもらえる場所に、そして地域活性化の拠点になるようにしたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

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