恐竜の着ぐるみで「ながまれ海峡号」見送り いさ鉄存続への思い込め

update 2025/7/2 20:13


 函館市の亀田本町第四町会(野村喜一会長)は6月28日、JR函館駅を出発した道南いさりび鉄道の観光列車「ながまれ海峡号」の乗客に、恐竜の着ぐるみで歓迎・見送りをするイベントを行った。

 いさ鉄では、観光客らが乗る同列車に手を振るようホームページなどで呼びかけている。JR五稜郭駅に近接する同町会では、同鉄道の応援と地域のにぎわい創出、さらに「おもてなし」の気持ちを観光客に届けようと見送りを行った。

 町会メンバーの13人が恐竜の着ぐるみ11体で、「ガンバレ!道南いさりび鉄道」の横断幕を広げ、同鉄道本社裏から列車に旗や手を振った。「いさりび鉄道の存続を応援しようとみんなで集まった」と野村会長(75)。 

 恐竜が旗を振ると、列車の乗客も手を振り返していた。日差しが照りつける暑い中での見送りだったが、渡部初恵さん(75)は「着ぐるみの中は思ったより暑くなかった。楽しかった。乗客もみんな喜んでくれたみたい」と笑顔だった。

 「ながまれ海峡号」の「ながまれ」は道南地域の方言で、「ゆっくりして・のんびりして」という意味。通常片道約1時間かかる函館駅〜木古内駅間を往復約4時間かけて走る貸し切りの観光列車で、旅行会社「北海道オプショナルツアーズ」(札幌)が主催し、津軽海峡の絶景と地元食材のグルメを楽しむことができる。今年は10月まで8回運行される予定。

提供 - 函館新聞社

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