花火復活に協力を 7月の学校祭へ 上ノ国高の生徒会が街頭募金活動
update 2025/5/15 20:37
【上ノ国】上ノ国高校(吉田享平校長)の生徒会が、学校祭(7月12、13の両日開催)の花火再開に向けて、街頭で募金活動をしながら資金を集めている。花火は2018年を最後に休止しており、生徒会は「今年は復活させたい」と協力を呼び掛けている。
花火は学校祭初日に行う恒例のプログラムで、地域を練り歩くあんどん行列とともに呼び物の一つだった。ただ、生徒数減少に伴い、生徒会予算も縮小傾向となり、19年は打ち上げを断念。20年以降はコロナ禍の影響で実施を見送ってきた。
23年にコロナ禍が終息し、生徒会内部でも新たな試みをしようと機運が高まり、昨年の学校祭では地元のレストランやパン屋に協力を依頼してオリジナルメニューを考案し、販売した。
この成功体験を励みに今年は花火復活を提起し、打ち上げに必要な40万円以上を目標にまずは生徒会役員7人が募金活動を今月から始めた。ゴールデンウイーク期間中は道の駅「上ノ国もんじゅ」で募金活動し、その後は放課後、近隣で実施している。
13日は国道228号沿いのコンビニエンスストア前で役員が約2時間、募金箱とプラカードを持って協力を呼び掛け、道行く人たちや買い物客がねぎらいの言葉を掛けながら寄付していた。
生徒会長の鈴木翔さん(3年)は「活動をやる前は集まるのか不安はあったけど、予想以上にたくさんの人が協力に応じてくれて勇気が湧いた。やると決めた以上、責任を持って最後まで取り組みたい」と話した。
街頭での募金活動は16日でいったん終えるが、引き続き寄付を呼び掛ける。問い合わせは同校(0139・55・3766)へ。
その他の新着ニュース
- スルメイカ6月10トン 過去最低 水産市場...2025/7/3
- 恐竜の着ぐるみで「ながまれ海峡号」見送り いさ鉄存続への思い込め...2025/7/2
- キングサーモン初水揚げ 人工種苗、国内初の海面養殖 函館市と北大...2025/7/1
- 摩周丸の還暦¥jう OBが模擬操船...2025/7/1
- 初夏の港町疾走 函館マラソンに7899人 男子ハーフでムチーニ選手大会新...2025/6/30
- グルメ、ヨサコイ、シャワーなど 函館マラソンで市民がランナー後押し...2025/6/30
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。