道南の書道部員が豪快筆さばき 松前で書道パフォーマンス
update 2025/5/10 20:13
【松前】道南の高校書道部の生徒が音楽に合わせながら、オリジナルの書作をしたためる「第13回金子鷗亭記念書道パフォーマンス」(文化の香り漂う書のまちづくり推進協議会主催)が10日、松前町民体育館で開かれた。生徒たちは豪快に大筆を走らせ、日ごろの鍛錬の成果を披露した。
町出身の書家、金子鷗亭にちなみ2011年から開催している。今年は地元の松前をはじめ福島商、大妻、市立函館、江差、遺愛、函館中部、桧山北、函館商、函館西の10校に加え、松城小、松前中が特別参加した。
各校とも縦4メートル、横6メートルの紙に「衝撃」や「鼓舞」など大作を制作。生徒たちは大筆を振るって思い思いの言葉や文章をしたため、ダンスを交えたり、言葉を横書きに書くなど趣向を凝らしたパフォーマンスを繰り広げた。クルリと回転しながら大筆を操ったり、跳ね上がって一筆を振るうなど、躍動感あふれるパフォーマンスに観客も拍手を送ってたたえた。
「ワタリドリ」の曲に乗せ、力強い筆致で「翠囀る(●かわせみさえずる)」を書き上げた松前高書道部部長の吉田海奈さん(18)は「自分自身の出来に不満は残るが、このメンバー(6人)でやる最後のパフォーマンスだったので楽しく終えることができた」と笑顔を見せた。
創玄書道会理事で、書創社会長の滝野喜星氏が来場し、各校のパフォーマンスを講評。終了後は揮毫(●きごう)を披露し、卓越した筆さばきで生徒や観客を魅了した。
その他の新着ニュース
- 9月28日道障がい者スポーツ大会 11年ぶり渡島で開催...2025/8/19
- ランウェイ歩こう! ハコダテ・コレクションのモデル募集...2025/8/19
- 緑の島から新たな輝き 31日「函館新花火」初開催 ステージ、飲食も多彩...2025/8/17
- 函館市が優秀賞と大賞受賞 子育てに関わる行政手続きデジタル化 コンテスト2つ...2025/8/17
- 武者姿でバイクパレード 「第40回松前城下時代まつり」開幕...2025/8/14
- 核廃絶、命ある限り 広島で被爆経験の桶田岩男さん...2025/8/11
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。