新幹線「E2系」函館港に陸揚げ 試験用に改造へ
update 2025/4/5 21:17
北海道新幹線の共用走行区間(木古内―奥津軽いまべつ間)の時速260キロ運転(現行160キロ)の拡大に向け、試験用車両に改造されるとみられる「E2系」新幹線2両が4日、函館港西埠頭(ふとう)に陸揚げされた。
鉄道・運輸機構が3月に公表した随意契約に関する公示によると、機構は試験用車両1編成と試験車両用車軸3組を、JR東日本から調達しており、今回陸揚げした車両とみられる。
車両は、2005年から24年3月まで東北・上越新幹線で活躍。晩年は東北・上越新幹線開業時の「200系」新幹線の塗装を模したデザインで運行し、多くの新幹線ファンから人気を集めた。廃車後は新潟新幹線車両センターに留置されていたが、3日に同センターから新潟港へ輸送・船積みし、4日に函館港へ到着した。
JR北海道は詳細を明らかにしていないが、車両は函館新幹線総合車両所へ順次輸送、同所で所定の改造を行い、28年度に予定している時間帯区分方式での青函トンネル内と、明り取り区間(トンネル外)での260キロ運転の拡大に向けた試験用車両として運行される見込み。
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